はてなブログの更新を復活してみている。たまたまお題が目にとまった。「雨に聴きたい曲は」
私の場合は、大滝詠一さんの「雨のウェンズデイ」かな。この間はちょうど水曜日が雨だった。給与所得者の頃は週の半ばの水曜日に雨が降るとものすごく憂鬱だったが、農家となった今は雨が降ると農作業が休みになるのでホッとする。
それにしてもこの曲を聴くと海の近くを連想してしまう。アルバムカバーの影響だろうか。今年の夏は海に行ってみたいものだ。(無理かな😅)
Windows 11 が2021年にリリースしてから1年以上たつというのに今さらな記事なのだが、自宅のデスクトップPCを Windows 10 から Windows 11 に無償アップグレードしてみた。Windows 11 のシステム要件を満たさない、Ubuntu 23.04 と GRUB2 によりデュアルブートさせるという変な構成のPCなのだが、今のところ大きな不具合もなく動作している。
なぜ今さらアップグレードしたかといえば以下の記事を知ったのがきっかけだった。この記事を読むまでは Windows 10 を EOL (End Of Life) の 2025年まで使い倒して、その後PCを買い替えようと考えていた。
私のPCは既に 22H2 にアップデートしてあるので、もうこれ以上の機能更新がないとなると悲しくなってしまった。
そういえばハードウェアがシステム要件を満たさない場合でも Windows 11 にアップグレードできるという記事を目にしたことあった。そこで検索して実行してみることにした。
ところでシステム要件を満たさないといっても、私のPCはほとんどシステム要件を満たしていたのだった。Windows 10 の Windows Update のたびに「このPCは現在、Windows11を実行するための最小システム要件を満たしていません」と表示されるので諦めていたのだが、以下のサイトを眺めているとほとんどの要件を満たしているようにみえたのだった。
特に私のデスクトップのマザーボードは ASRock AB350M-HBV というもので、てっきり TPM 2.0 に対応していないと思っていたのだが、ファームウェアの設定変更で対応できるのだった。(以下のページを参考にした。感謝申し上げる。それにしても設定変更画面って、わけわからん😅)
上記の Microsoft のシステム要件のページにはCPUは「1 ギガヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC)」とある。私のは満たしているじゃん!と思ったにも束の間、私の "AMD Ryzen 5 2400G" は対応CPUリストには載っていないのだった😢
しかし Ryzen 5 2600 はリストに載っていた。たしかに 私の 2400G は省電力指向で多少ベンチマークは低いのだが。それでも親戚(?)の CPU は対応しているので、なんとかアップグレードできるのではと思ってしまい、要件チェックを回避する方法でアップグレードしようと決心したのだった。本来は望ましいことではないとは思うが今のところ不具合もなく動作している。(私の記事を参考にアップグレードする方はいないと思いますが、実行されるときはくれぐれも自己責任でお願いします)
SNSで11 へのアップグレードを強行したことを投稿したところ、友達からウチのPCも同様だよとのコメントをいただいた。ひょっとしたらそういう方は結構いるのかも😅
アップグレードの際の要件チェックを回避する方法は検索してみると複数あるようだが、私は以下の記事の、元の Windows 10 のレジストリを書き換えるという方法で実行してみた。
アップグレード自体にも複数の方法があるのだが、私は Microsoft のサイトから Windows 11 の iso イメージをダウンロードして DVD-R に書き込み、その DVD でセットアップしたのだった。唯一ハマったのは、最初ダウンロードで作成した DVD から起動してしまい、プロダクトキーを入力した後にこのメディアからはアップグレードできませんという旨のメッセージが表示されてしまったこと。再起動する必要はなく、Windows 10 が動作している状態で、DVD内の setup.exe を実行すれば良いだけだった。
無事アップグレードが完了し、ここ数日使ってみているのだが、私はウェブブラウジングやメールくらいしか使わないので、デスクトップの UI やアイコンが多少変わったくらいで Windows 10 と大差ないなというのが正直な感想だ😅
しかしこれで EOL 少し遠のいたな、と満足して検索してみたら、Windows 11 version 22H2 のサポート終了は2024年10月8日で、Windows 10 の EOL より早いのだった😲
おそらくしばらくは Windows 11 の新バージョンが毎年リリースされるだろうから Windows 10 より先に 11 のサポートが切れるということもないだろう。いずれにしてもWindows 11 が EOL を迎えるときにこそハードウェアを買い替えないといけないのかもしれない。
ブログの更新は減ってしまったが、はてなブックマークは飽きずに毎日利用させてもらっている。最近も私のブックマークにたくさんのスターをいただき感謝申し上げる。おかげで「人気コメント」から仕様変更された「注目コメント」に入ることができた。
onedriveが原因でデスクトップのデータが消えた
情報感謝。問題点をまとめたページもあった> <a href="https://it-sora.net/archives/12257" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://it-sora.net/archives/12257
2023/04/07 07:03
私のPCは Windows10 なのだが、かなり前に何気なく子どもの発表会を撮影した動画ファイルをデスクトップに保存したら One Drive の容量が足りない、というような主旨の警告が表示されたことがある。デスクトップは One Drive とデフォルトで同期されているので、あまり容量の大きなファイルを置いてはいけないのだな、とそのときに気がついた。デスクトップのみならずドキュメント、ピクチャなどのフォルダも同様である。
そこで私は既に多量のファイルを保存してあったダウンロード・フォルダに様々なファイルを保存することにしたのだった。こちらは One Drive の警告が出ないので気軽に使っていた。
しかし、あるときそれを間違って消去しそうになってしまったのだった。
Windows を長く使っていると Windows Update でダウンロードしたパッチファイル類により C: ドライブのシステム領域が肥大化してしまう。そこで私は年に数回は C: ドライブのディスクのクリーンアップ(のさらにシステムファイルのクリーンアップ)を行う。エクスプローラで C: ドライブを右クリックしてプロパティからディスクのクリーンアップをクリックするとドライブのスキャンが実行されてその結果、そのフォルダを削除するかチェックボックスが表示されるのだが、そのなかに、たしか「ダウンロード」というのが現れるときがある。(今、私のPCでクリーンアップを実行したら表示されなかった。何かタイミングがあるのだろうか?)
私のPCでは数GBの大きな容量だったので、これは良い!というので削除しようとしたのだが、こんなに巨大なのは何か変だ、もしかしたらダウンロード・フォルダそのものなのではないか?と思いかえして、すんでのところで削除を避けることができた。あのままチェックを入れて全部を削除したら、と考えると恐ろしい。
ダウンロード・フォルダの中身も削除される場合があるという注意喚起の記事を見つけた。
そうか Windows のダウンロード・フォルダって一時的に保存しておくような場所なのか。私の Windows PC のダウンロード・フォルダにはたんまりとファイルが入っている。近日中に移動させておこうと思う。しかし、どこに移動すれば良いのだろう?ドキュメントなどの One Drive と同期しているフォルダではマズいだろうし。まさかミュージック・フォルダ?…それはないか。
当分は適当なフォルダを C:\Users\(私のユーザ・アカウント) の中に作成してそちらに保存しておこうかと思う。
オンボロなのだが私は Windows PC を複数持っているので One Drive にドキュメントなどを同期させておくと便利なのだが、厄介な仕組みでもあるなと、思った次第だ。
ブログを書く元気がすっかりなくなってしまったのだが、以前だったら職場の同僚と気軽に雑談してきたようなことが今はできないので(定年退職して農業を手伝っているのだが、農家のジジババを相手に話しても共感してもらえない😅)とりとめもないことだが少しブログに書いてみようと思った。知っている人には当たり前のことだが、興味を少しでも持ってもらえたら幸いである。
わけあって最近私の自家用車をスズキのハスラー(MR92S)に乗り換えたのだが、ハスラーとそっくりでマツダのエンブレムを付けた車をみかけることがある。調べてみると「フレアクロスオーバー」という車種でやはりスズキのOEM供給であった。
OEMって私にとってはよく耳にする言葉なのだが、日本語では通常「相手先ブランド名製造」とか訳される用語のようだ。先の例でいえば、スズキが、車両をマツダのフレアクロスオーバーというブランド名で製造して供給しているというわけだ。しかしOEMって何の略だったか、なかなか思い出せない。以前気になって調べたことがあったのだがすぐに忘れてしまう。
Orignal Equipment Manufacturer これが OEM の元の言葉である。私の拙訳では「オリジナル機器製造者」あるいは「純正品製造者」くらいか。日本語の「相手先ブランド名製造」とは異なる印象を持つ。用語の最後の Manufacturer を Manufacturing に代えて「純正品を製造すること」にすると、少しは「相手先ブランド名製造」に近づく印象を受けるが、それにしても「相手先」というニュアンスが元の言葉にはないと思われる。個人的にはこの違いが元の言葉をすぐに忘れてしまう原因だったような気がする。
OEMの原義はあくまで供給を受けている側から見た用語であって、受給側を主語として「ウチ(マツダ)の車(フレアクロスオーバー)のOEMはスズキなんですよ」という表現に使うべきであって、「スズキがマツダにOEM供給している」という表現はOEMの使い方としては多少問題があるように個人的には思う。ただし私の目に触れる範囲では、後者のような供給(製造)側を主語とする用語の使い方が圧倒的に多い。偉そうに書いたが、私はことのとを Wikipedia の記事で知った。やはりOEMの用語の仕様には英語圏でも意味のゆらぎがありようにみられる。
英語の原義では、知的財産権(IP)を有する自社製品を製造する事業者(manufactur)のことを意味するものである。英語圏においても他社ブランド製品の製造ないしは他社製品の自社ブランドでの販売を行う企業という意味でも使用される
さて冒頭にも書いたように自分の軽自動車でOEMによる車両の存在に気づいたのだが、よくよく周りを見渡してみるとOEM供給の車種は多い。ウチの軽トラはスバル・サンバーなのだが今はダイハツによるOEM供給である。
なぜ軽自動車にOEMが多いのか。下記の記事に詳しいので、そちらを読んでもらったほうが良いのだが、要するに軽自動車の製造販売はコストを価格転嫁しにくいので薄利多売するしかない、軽自動車製造をやめてもユーザとの付き合いなどもあって車両ブランドをなくすわけにはいかないという事情があるそうだ。既にスバルやマツダは軽自動車製造をやめている。
私はどちらかといえばクルマ好きの方だと思うが、近所の人と話しているとOEMに気がついていなく、なんとなく似ている車があるな、くらいに感じている方も少なくないようだ。メーカーとしては色々とメリットがあるからOEMが多いのだろうが、「オリジナルの」車が少なくなっているという面ではいち自動車ファンとしては残念である。
というか世界的な「EVシフト」の中で日本のメーカーやそれを支える関連業界がそうなっていくか、先行きがかなり不安に思っている今日この頃である。
自分のための備忘録と私と同じような失敗で検索している人のために、私が所有している古い Chromebook (ASUS C300) に Chrome OS Flex をインストールした顛末をブログ記事に書いてみる。
古い Chromebook を持っている人はわかるだろうが、Google のサポート期間が終わると Chrome OS がバージョンアップしなくなる。それでもウェブ閲覧などは普通にできるので私も古いものをしばらく使っていたのだが、さすがに ブラウザの Google Chrome の最新バージョンが100を超えているのにバージョンが7xのものを使い続けるのもセキュリティ的にどうなのかなと思っていた。通常は廃棄して新しいものに買い換えるのだろうがお金に余裕はないので😅 Chrome OS Flex をインストールすることにした。
なお Chromebook にインストールできるOSとして以前は GalliumOS というものもあったが 2019年12月移行リリースが止まっているようだ。また同様のものとして Cloud Ready というものがあったのだが 2022年12月に Google に買収されたようだ。つまり古い Chromebook を再生させるための OS は、この記事を書いている時点では Chrome OS Flex 一択なのだろう。
GoogleがCloud Ready改め「Chrome OS Flex」をリリース。無料でMacやPCをChromebookに | HelenTech
Chromebook に Chrome OS Flex をインストールするためにはハードウェアを改造する必要があり(後述)インストール後は内蔵スピーカーから音が出なくなる。(Bluetooth は機能するので Bluetooth イヤホンからは音が出る。私はいつもBTイヤホンを使って動画などを楽しんでいる。私は持っていないので未検証だが 、BTスピーカーやUSB接続のスピーカーからは音が出るように書いてあるウェブページもあるようだ。)参考にされる場合は申し訳ないが自己責任で行ってほしい。
Chrome OS Flex のインストールについては Google による解説ページがある。
インストールを準備する - ChromeOS Flex ヘルプ
しかしこれは Windows や Mac にインストールすることを念頭に解説している。Chromebook にインストールするためには書き込み保護の仕組みをハードウェア的に解除する必要がある。私の ASUS C300 の場合は ライトプロテクト・スクリュー (WP screw) と言われるネジを外す必要があった。
私は以下の YouTube 動画を参考にさせてもらった。
インストールの流れとしては以下のとおり
以上のような流れなのだが、最初に紹介した動画をみればわかるというものだ😅
実を言うと私は失敗してしまった。あとで間違いに気づいて修正できたものの一時は壊してしまったかと絶望した。
問題は最初のインストールUSBを作成するところだった。Windows か Mac の Chrome に 拡張機能「Chromebook リカバリ ユーティリティ」を追加してインストールメディアを作成するのだが、[リストからモデルを選択]で [メーカーを選択] で、[Google Chrome OS Flex] 、[製品を選択] で、[Chrome OS Flex (Developer-Unstable)] を見つけてクリックしなければならないところを私はうっかり自分の持っている機種のものを選択してしまったのだ([メーカーを選択] で、[ASUS] 、[製品を選択] で、[C300]をクリックしてしまった) 。これは Chrome OS Flex のインストールメディアではなく、自分の機種に対するリカバリーメディアを作成してしまったことになる。
このUSBメディアでファームウェアを書き換えてから再起動をかけると
"error: file /boot/vmlinuz not found"
と表示されてしまう。ちなみに私が陥ったのと同じ状態になって質問をされている人が Chrome OS Flex のコミュニティにいた(私とは異なる機種だが)。質問はロックされていて返信できないのだが、おそらくこの方もUSBインストーラの作成に失敗したのだと思う。
Installing Chrome OS Flex on Lenovo N22 gets stuck after GRUB screen - ChromeOS Flex Community
私の場合は間違いに気がついてUSBインストーラを作り直して、なんとかインストールできた。筐体を開けるところが一番難しかったが、手先が器用ではない私でもなんとかできたので、多くの方がインストールできるのではないかと思う。
繰り返しになるが参考にされる方はくれぐれも自己責任で行ってください。
最後にブログ記事を書いてから3年近くたった。もうブログを書くのをやめようと思ったが、退職したので一応ここにも記しておく。
このブログは「はてなダイアリー」として始めたものを、タイトルも変えて「はてなブログ」に移行したものだ。たしか私が当時の「はてなダイアリー」を書き始めた頃にはいろいろな方の退職エントリーがはてなブックマークのホットエントリーに入っていた記憶がある。若いIT技術者たちがキャリアアップやフリーランスとして独立するために現職を去るというものがほとんどだったと思うが、私の場合はただの定年退職である。生まれた年の十干十二支が還ってきたのだ。いずれ訪れるだろうと思って働いてきたが、実際にそうなってみると実にあっけないものだ。
退職後は悠々自適に暮らすつもりでいたがそうはいかなかった。私は現在、義理の父と同居というか、カミさんの実家に居候しているのだが、義父が専業農家なので今はそれを手伝っている。義父は近隣でも比較的規模を大きく営農をしており、お手伝いに来ている方も数名いる。私の息子も祖父(私の義父)を手伝っているのだが、健常ともいえないなかなか手のかかる子なので、私も彼らを補佐をしなければと思って再雇用を願い出でずに農家を手伝っているのだ(息子にとっては大きなお世話のようだが)。
退職時に「農業をやるなんて素敵ですね」と声をかけてくれた同僚もいたが、実際は全然甘くないということを実感している。数カ月間農家として働いてみたが、まともに休めたのは数日のみ。初夏にはトウモロコシを出荷していたが、ひと月近く午前3時には起床して朝採りをしていた。そのときはお昼までに既に8時間は働いていたが、もちろん日暮れまで仕事はある。なかなかハードな仕事であり肉体的にもかなりきつい。年齢を重ねるに連れて体力は落ちていくことだろうし、このまま無事つとまるのだろうかと今から不安になっている。
また雨が降ったりして仕事が休みになるときもあるが、疲れてしまって何もする気力が起こらない。退職時は晴耕雨読を夢見て何冊か本を買ってみたのだがいまだに未読のままだ。在職中は本を読んだり定期的に語学の勉強をしたりしていたのだが、それもまったくしなくなってしまった。
それでもまたいつかは知り得た知識をこのブログに記録・発表したいとも思うので、自分を叱咤激励する意味でも、この記事を書いた次第。余裕があれば農業の現状についても語られる日が来ればよいなとも思っている。
そんな疲れる毎日でも余暇の時間はあることにはある。定期的にみている番組もあるが(今は「鎌倉殿の13人」と「笑わない数学」がお気に入り。私は大学は数学科に在籍したので後者をみていて懐かしさを覚えるのともっと勉強しておけばよかったと反省している。それからパンサー尾形さんにはこんな畑違いの番組をよくこなしているなと毎回感心している。彼のキレ芸は私には苦手だったが、今は好きなというか尊敬する芸人である)、気がつけばYouTubeをチェックしている。
やはり自分の興味関心のある分野の動画を取捨選択できるというのは楽しいし、プロはだしのYouTuber、VTuberはたくさんいるが、素人っぽさの残るYouTuberも共感を覚えてまたこれも良い。ちなみに私はかつて自動二輪を愛し、よくいじり壊していたので、バイク・車の整備系のチャンネルをみることが多い。こんなことも十年くらい前には想像もできなかったことだ。
このエントリーの前の記事が母親とのやりとりのことであったが、やはりというか、私の母もアルツハイマー型認知症と診断されてしまった。今はデイサービスを利用しながら何とか自宅で独居できている状態。母のことについても書いてみたい気もあるが、やはりプライベートなことでもあるのでそれほどこのブログには書かないかもしれない。
ただ、私に兄弟がいて良かったと思うこと(妹が実家のそばに住んでいるのでいろいろと母の面倒をみてくれている)、人間ボケるときは急に変化が来るのだなと思ったことだ。実を言えば数年前から妹には「お母さんが変だ」ということは聞かれていたのだが、たまに母に会うだけの私は全然気がつかなかったのだ、母は私と普通に会話できるし、その会話も特段変わったことはないように思えた。あとで思い出してみればアレとかソレとかの指示代名詞を使うことが増え、具体的な名称が出て来ないことが増えていたようだった。私が母の異変に気がついたのはオレオレ詐欺未遂事件があったからだ。
幸いなことに私の母は極度の機械オンチでATMでお金を下ろすこともできない(いつもは妹が代行している)。それなのでオレオレ詐欺にひっかからなかったのだ。人間なにが幸いするかわからない。このへんの顛末は、もし私の生活に余裕ができたら(前段に書いたことと矛盾するが)当ブログに書いてみたい気もしないでもない。
イギリスのロンドン・ビジネス・スクール教授のリンダ・グラットンさんが人生100年時代を提唱したそうである。
私も一日でも長く百姓としての生活ができることを願っている。ケガに気をつけて頑張っていこうを思っている。
私はかなり前に父を亡くし、母は本人の希望で一人暮らしをしている。その母から珍しく電話があった。怪しい手紙が来た、詐欺か何かかもしれない、様子を見に来てくれ、というものだった。
というわけで実家に行ってみた。母にみせてもらった手紙の封筒には「あなたは年金生活者支援給付金を受け取ることができるため同封のはがきを提出してください」と大書してある。たしかに怪しい文言だ。
しかし日本年金機構のロゴやQRコードが印刷してあった。どうも本物らしい。詐欺ではなさそうだ。
携帯で検索して以下のページをみつけた。ヤレヤレこれは本物の通知だった。
うちの母もこの恩恵に預かれて光栄なのだが、それにしても数百円の給付のためにここまでするのかな、とも思った。(人によってはもっと高額かもしれませんが)
あの手この手の詐欺が横行するこの時代に、ハガキに本人の住所氏名、押印して返信しなければならないのだ。他人に見られないようにと書面の上にはプライバシー・シートを貼るという配慮もありがたいが、手元がおぼつかない母のような高齢者にはシールをうまく貼ることもハードルが高い作業だ(シール貼りは私が代行した)。
今回の給付金は年金本体とは別のもののようなので、このような本人確認が必要になったにかもしれないが、それにしてももうちょっと簡単に、自動的に受け取れるような仕組みはなかったかな、と思わずにはいられない。新たな詐欺の手段に悪用されないか心配ではある。
検索していたら下記のようなページをみかけた。たしか軽減税率もこの政党によるものだったか。ありがたくなくはないのだが、この通知にしても軽減税率にしてももうちょっと簡便な方法もなかったものかな、と思ってしまった。