こんなことを私がわざわざ書かなくても米国民の肥満率が高いことなんて周知の事実だろう。
前回のブログエントリーにも書いたが漫然とYouTubeを眺めることが多くなった私だが、たまたま以下の動画が目に止まった。旅系YouTuber というのだろうか、Bappa Shota さんの「アメリカで最も肥満率の高い街の闇深い実態が恐ろしすぎた」という動画である。
うーむ、どこかで聞いたような話だなと思って思い出したのが「スーパーサイズ・ミー」というドキュメンタリー映画だった。
改めて Wikipedia で確認したら2004年の作品だった。ついこの間の映画だと思ったら20年近く前のものだったのか!そういえば私はこれを劇場ではなくレンタルビデオ屋さんで借りたDVDで視聴したと記憶している。レンタルビデオ屋さんにも最近はほとんど行かなくなってしまったので、たしかに20年近く前に見たのかもしれない。
ということは肝心のアメリカは全然変わってないのだな、と悲しくなってしまった。また Bappa Shota さんの動画でも話されているように本当に恐ろしいのは食品メーカーである。子どもへの誘惑は何も米国だけではあるまい。日本の子どもたちだって、それよりも大人たちでさえ相当ヤバイのかもしれない。私は農業を従事することになって、毎日肉体労働をしているせいか、定年退職してから15kg近く体重が減ってすっかり健康体になったのだが、前職を続けていたら糖尿病になる危険性があったかもしれない。
ところで検索すると「スーパーサイズ・ミー」は日本国内からでも YouTube で無料で視聴できるようだ。
以前見たときも冒頭で子どもたちが合唱している曲が気になっていたのだが、どうも Fast Food Song という曲のようだ。Fast Food Rockers というイギリスのグループが歌って一時ヒットしたようだ。ちょっと昔の謎が解けて嬉しい。
ただし、これまた Wikipedia (英語版)の情報なのだが、Fast Food Song 自体はこのグループが歌う前から存在していたようだ。ある種の「わらべ唄」みたいなものだったのだろうか。
我が家では子どもたちはすっかり成人となってしまい食生活を親が心配する状況ではなくなってしまったのだが、発達障害でやや変わった長男だけは相変わらずジャンクフード好きなので心配といえば心配である。たまに彼と一緒に近所のバーガーキングへ行くのだが、私よりも痩せているのが不思議である。いずれにしてもファーストフードの食べ過ぎは健康には良くないのだろうから、もっとバランスの良い食事を考えて外食したいのだが、無理だろうなと思っている。スーパーサイズにならなければ、それでも良いかなという気がしないでもない。