先日、私のBMW R100GSのユーザ車検を実施した。おそらくこれで四回目だと思う。今回はかなりスムーズに実施できた。ユーザ車検は、おそらく未経験の方が想像するよりも難しくない。自動車検査所の方々は大体親切であるし、聞けば良く説明してくれる。それに最大の魅力は安上がりということだ。
私の場合、うちのカミさんから私の趣味の自動二輪について理解が得られていない。二言目には「バイク売れ」と言われ続けている。そんな家庭の事情があって、あまりバイクにお金がかけられない。(…という割には結果的にかかってしまっているが)そこでいつしか、ユーザ車検をするようになった。
ただし、時間にゆとりが無い方にはユーザ車検は向いていないかも。私もそれほどゆとりはないのだが、今回も有給休暇を取ってユーザ車検に挑戦した。
簡単とは言え、事前に準備することは少なくないので、ユーザ車検を試してみようとする者は事前にいろいろと情報収集してほしい。ネットで検索すれば様々な情報が得られるはずである。
今回の車検(継続審査)を自分なりに振り返ってまとめてみた。
- 自賠責の値上がりは痛い! なんか毎回値上げしている感じだ。自二は24ヶ月20,150円。項目別の経費としては自賠責保険料が最大である。
- 最初の窓口で「定期点検記録簿」を確認された。忘れる人が多いのかも。
- 今回もテスター屋さんで光軸調整をしてもらった。大型オフロードは光軸検査が鬼門かも。*1
- 今回事前の洗車を十分しなかった。エンジンのオイルのにじみ部分を入念にチェックされてしまった。(結局はパスしたが)
最後のオイルのにじみであるが、私のような低年式OHVのBMWにオイルのにじみはつきものである。もちろんきちんと整備すればオイルのにじみもなおせるが、私のはシリンダーヘッドの部分からにじんでいる。*2この部分のガスケッドを交換するにはシリンダーヘッドを分解するしかない。私はそんなに工賃をかけるわけにはいかないので放ってある。ただしオイルレベルには注意をしている。(ジャージャー洩れているわけではないので給油する必要はほとんどない)
今回の反省点をまた次回でも注意したい。(と言っても2年に1回なので忘れてしまうんだよな…)
ちなみに、私のBMW R100GS(エンジン排気量0.97L)の今回の経費は以下の通り。
自賠責保険(24ヶ月)20,150円、検査登録印紙代1,400円、重量税印紙代5,000円、用紙代30円、これにテスター代1,500円を加えて、総計28,080円であった。