田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、コメントは承認制にします。)

SUSEのvmplayerがUSBを認識しない件

 先日Ubuntu6.10のインストールに失敗し(おそらくビデオカードの古さに起因する)、OSC2006で無料で入手した SLED10 (SUSE Linux Enterprise Desktop 10)に乗り換えた。噂通り、安定している感がある。

 しかし、私はvmware-playerでWindows2000をゲストOSとして使っているのだが、USBデバイスを認識しないのには困った。SUSEには独特の事情があるようだ。以下のサイトを参照し、解決した。


http://www.easyvmx.com/cgi-bin/ikonboard/ikonboard.cgi?act=ST;f=5;t=7

要するに /etc/fstab において

usbdevfs /proc/bus/usb usbfs noauto 0 0

の一行を

usbfs /proc/bus/usb usbfs rw,devgid=108,devmode=0660,busgid=108,busmode=0770,listgid=108,listmode=0660 0 0


と変更して、usbfsというグループをgid=108にして作成し*1そのusbfsというグループにvmplayerを使用するユーザを参加させて再起動すればよい。

 私の場合、大事なデータはEXE形式のプログラムで入出力をロックできるタイプのUSBメモリに保存してあるので、非常に助かった。


 大体、ウェブを漁れば解決法は見つかるが、大事な情報は英語で書かれている場合が多い*2、ってのがLinuxの敷居の高さか。ちょっとだけ賢くなった気はするのだが。

*1:コントロールセンタで実施するとgidが小さいのでシステムに変更という旨のメッセージが出る

*2:SUSEの場合は結構ドイツ語でも書かれているようだ