田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、コメントは承認制にします。)

北橘中の生徒さんからのコメントで思うことなど(雑感)

 昨日は久しぶりの東京であった。
 今朝は5:00に起床し、自転車で地元の山を一周した。おそらく6〜7kmはサイクリングしたと思う。人気のない雑木林を走っていると昨日の新宿の雑踏が夢のようである。本当に同じ日本なのだろうか、と馬鹿なことを自問してしまう。

 さて昨晩、また北橘中の生徒さんからコメントをいただいた。たびたび書いているのだが地名というのは不思議なものだと、いつも思う。

 ちなみに私の勤務地は埼玉県比企郡にあるのだが、比企といえば鎌倉時代初期、頼朝を支えた御家人比企氏ゆかりの地である。吉見姓を名乗る豪族もいたようだが、吉見町も比企郡にある。比企郡小川町には腰越という地名さえある。鎌倉街道であるとされた旧道が何筋か存在するようで、鎌倉との強い結び付きを暗示させられる。

 つくづく日本史をもっとしっかり勉強しておけばよかった、と思うこと仕切りである。いや、今からでも遅くはないかもしれない。

 私は共通一次試験世代である。出身高校は男子校で、私は無謀にも理系ながら世界史、日本史で受験した。やはり第一志望の国立大学は落ちてしまった。

 しかし曲がりなりにもその頃勉強した日本史、世界史は少なからず後の人生に良い影響を与えてくれたと思う。詳細な事項は忘れてしまったが、それでも勤務地周辺の地名を眺めると「何か鎌倉時代と関係がありどうだな。何といっても埼玉は旧武蔵の国。関東武士団の故郷だよな。」くらいのことは思い浮かべることができる。

 勉強に無駄なものはない。…というかどこで役に立つかわからないと思う。第一「知るは楽しみなり」ではないだろうか。最近の高校履修問題を耳にするとそんなことを思ってしまう。

 しかし、勝谷誠彦さんも書いていたが、履修不足(偽装)で卒業した人達の身分はどうなるのだろう。大学の入学資格はあるのだろうか。それからそれに関わった教員ひいては教育委員会の人達はどうなのか。本来ならば公文書偽造で懲戒免職ものでは?この辺の追求も一切ないのはおかしいものだ。