田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、コメントは承認制にします。)

MS-Windowsの憂鬱

 私のブログを以前から御覧になってくれた方は(そんなにいないだろうが)、私がオープンソースの信奉者であることは御存じであろう。逆にMicorosoftは好きではない。以前は「かなり好きではない」状態であったが、仕事で使っているし、MacAfeeのオンライン雑誌"Sage"*1 第1号「オープンソースの利点とその代償」を読んでから、多少MSに対して同情的に思うことがある。


 さて「本店」から現場のXPにSP2を適用せよ、とのお達しが来た。*2 同僚に「…ということで当てといてね」と連絡したのだが一向に進んでいないようだ。しかたがないので先日から自分が細々とやっているのだが、WindowsUpdateがこれほど厄介だとは思わなかった。特にうちのはXP SP1が多いのだが、v6のWindowsUpdateサイトからSP2へ上げようとすると途中で止まってしまう。仕方がないのでファイルをダウンロードしてローカルで適用しているのだが、これまた時間がかかる。う〜む。これはWSUSを導入するしかないのだろうか…。

 ちなみにLinuxではディストリビューションによって若干方法が違うが、簡単に適用できる。しかも大概は再起動を必要としない。MSもこれくらいのシステムはできないのだろうか。


 以下のようなニュースがネットに流れていた。アンチMSには大受けだろう。

http://www.j-cast.com/2006/10/05003268.html

Vistaは最低の品質? MS元会長ブログで暴露
 2006/10/ 5

発売が迫ってきたWindows XPの後継OS(基本ソフト)、「Windows Vista」。操作性や安全性が向上するというが、「これまでのOSで過去最低の品質」という声も聞こえてくる。しかも、その「声」の発信源が、米マイクロソフト社(MS社)の副社長まで務めた人物なのだとなると、穏やかではない。何故、こんな声が飛び出したのか。

 MSの例の「ライフサイクル」によって次々と古いWindowsのサポートが打ち切りになり、「新しいWindowsは本当に必要なのか」という声があちこちで聞こえるようになってきた。そりゃそうだ。設備投資に見合った機能が付加されているとは到底思えない。

 個人的にはWindows2000で十分である。たしかにXPはツール類が豊富になった感があるが、Home Edtion なんて仕事に使えない。ま、もともと仕事用ではないのだが、うちの職場では(詳しくは書けないが)上が十分に機器類を買ってくれないものだから個人のPCを持ち込む方がいる(これも最近は制限されてきたが)。大体、量販店で売っているHome Edtion だ。そこで気がつくのだ、LAN環境ではほとんど使いものにならないことを。


 Windows Vista って売れるのだろうか。きっとクソあまり良くないOSでもライフサイクル政策でみんな囲い込まれちゃうんだろうな…。オープンソースの「大平原」に遊びに来てくれる人が増えないかな…。

*1:全体うけねらいの命名だと思うがw

*2:もちろん未適用のPCには、との意味。配布から2年もたつのにうちの職場には未適用機がある。ある理由から一部のPCは死蔵に近い状態だ。