私は自作PCにubuntu(Linux)を入れて使っているのだが、Synapticの「全てのパッケージ」の中にvmware-playerの表示があったので使ってみた。vmwareは以前も使ったことがあったのだが、当時は動作が重く感じられ、また正規版のお値段も安くなかったので使うのを止めてしまった。
今回使ってみたが、実に快適。異種類のOSのウィンドウの間を行き来していると、大袈裟だが、神になった気分だ。
しかしubuntuで使用する際は若干の注意がいる。
まず、Synapticやapt-getでVMplayerをインストールし起動するとフリーズしてしまう。最初原因がわからなかったが、以下のサイトの情報で解決した。
http://blog.drecom.jp/blackdown/archive/410
要するに
$ unset GTK_IM_MODULE
$ vmplayer
とする必要がある。
また、vmware自体のインストールに関しては以下のサイトを参考にした。
http://tomcat.nyanta.jp/sb2/sb.cgi?eid=44
以前、製品版で購入していたWindows200が一つ余っていたのでそれを使用し、ubuntuをホストOSにWindows2000をゲストOSとした。Windows Updateや各種のソフトのインストールに時間がかかってしまった。
快適だが不安もある。折角Linuxに慣れてきたのにまたWindowsに戻ってしまうのではないかという恐れ(多分杞憂に終わるだろう)。
それからなんと言っても、自宅でLinuxを使うことで仕事用のファイルと私的ファイルが明確に分離されていたのだが、それが混同する恐れである。これは十分にありうる。
一応フリーのウィルス対策ソフトAntivirをインストールしてみたのだが、情報漏洩には注意していく必要があるだろう。
ともあれ、しばらくは神になった感覚を楽しめそうだ。