田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

Windows Update スタンドアロンインストーラが進捗しなくなる件

 職場で配布された Windows 8.1 マシンで全然 Windows Update できなくて困ってしまった。いろいろ悩んだ末、スタンドアロンインストーラをダウンロードし、インストール時にネット切断するという荒業で解決できることがわかった。調べてみると一部ではよく知られた手法で一般家庭でも応用できる手法のようだ。

  詳しくは書けないが、私の職場では比較的大規模な Active Directory を構成している。ウェブプロキシやフィルタリング、ウィルス対策、資源監視などで結構ガチガチの状況で、一般家庭の Windows マシンの使用環境とは大きく異なる。私は末端の OU の管理者代理のような立場で全体のポリシーなどは知る由もないが、Windows Update をできなくさせるような設定がされているわけではない。むしろルールで毎月パッチ適用をしなければならない。そこで悩みが始まったわけだ。

 とにかく配布直後から全然 Windows Update ができない。「更新プログラムを確認しています」から全く進まない。試しに一晩走らせてみたが翌朝になってもまだ確認していた。これはダメだ。


一般家庭向けの Windows でも最近は Update が順調に適用できないケースが少なくないようだ。以下のサイトが Windows Update に関する情報を精力的にまとめられている。

動画エンコとフリーソフト ぼくんちのTV 別館

このサイトの記事によると以下のような使い方をしている Windows 10/8.1 は Update に時間がかかるようになるそうだ。

  1. Windows Update を手動に設定し、 2~3ヶ月溜めてしまう
  2. 「高速スタートアップ」 + 「スリープまたはシャットダウン」 + 「Windows Updateを手動に設定し、滅多に行わない」、という運用
     (再起動をしていない)
  3. 普段使わないPCなのに、毎月 Windows Updateだけはしっかり適用している。Windws Updateを実行したらすぐシャットダウンしている。
  4. 「スリープからの自動復帰」を無効にしている。そしてPCは「使う時だけ」電源を入れている。用事が済んだらすぐにスリープまたはシャットダウンしている。

嗚呼、職場の一部のPCはこのとおりだ。Update できなくなるわけだ。

このサイトにあること、特に下記のページを参考にしながらいろいろやってみた。

Windows 10/8.1 で Windows Update ができない・失敗してしまう場合の対処法

実際にやってみて気づいたのは以下のような点。やや特殊な環境での話で、一般向けではないものも含む。

 

【反省点】

  1. Microsoftコンポーネント・リセット・ツールでは Winhttp のプロキシに関する情報も消してしまい、プロキシ環境下ではかえって余計に Update ができなくなってしまう。
    (参照) https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2894304

  2. 私の場合、結局 Microsoft Update カタログ からパッチプログラム(スタンドアロンインストーラ)をダウンロードして個々に適用することで、なんとか通常通り Windows Update ができるようにまでになった。ダウンロードするときは適用する Windows が32ビットか、64ビットかを間違えないこと。

  3. 上の2.のパッチに関して、適用順も関係があるようだ。2016年11月時点で Windows 8.1 に関して最初に適用すべきものは KB3172614 またはKB3202790 のようだ。 (私の場合は前者だった。7月までの更新プログラムがインストールされたPCだったのかも)

  4. ダウンロードしたパッチを起動すると「このコンピュータ上の更新プログラムを検索しています」の状態が続いて進まなくなることがある。この場合はタスクマネージャを起動してプログラムを止め、再起動してからネットを切断して再度同じプログラムを起動すると進捗することがある。ネットの切断は有線LANであればコードを抜くとか、無線であれば無線ルーダの電源を切るなどしてもよいかもしれない。下記のページを参考にした。

    WU:更新プログラムを確認しています。対策メモ - スクラップだ!

 

 4.は一般家庭で同様のことが発生した時にやってみる価値はあると思う。スタンドアロンインストーラはインストールの途中で単独で動作できるにもかかわらず Micorsoft のサーバに更新プログラムの情報を調べにいってしまうことが原因ではないか、との記述を見かけた。ありうる話だ。逆にオフラインだと止まってしまうスタンドアロンインストーラもあった。パッチによって動作は異なるようだ。

 

 それにしてもいつから Windows Update がこれほど面倒になったのだろう。以前から Windows がトラブルを起こすことはあったかもしれないが、これほどまでにわかりづらかったり、時間がかかったりしなかったのではないだろうかと記憶をたどりながら考えた。

 いずれにしても公私ともに縁の深い、大変お世話になっている OS ではあるが何となく不満を感じてしまうのは私だけだろうか…。