田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

Vista の Adobe Reader

 現在 Microsoft Windows VistaMicrosoft による延長サポート中である。それが終わる 2017年4月11日まではいわば現役のOSである。しかし Adobe 社はこの先月11月で Adobe Reader X のサポートの終了を打ち出した。Vista で動作保証された Adobe Reader は X までのバージョンであるから、このことは Vista では Adobe が動作保証する無料の PDF リーダーはなくなったことを意味する。

「Adobe Reader X」「Acrobat X」来月でサポート終了、Windows Vistaで使える製品が消滅 -INTERNET Watch

 

 もちろん技術的に使おうと思えば使える。Vista 上で Adobe Reader X を起動して PDF ファイルを開くことはできる。しかし、もうサポート外であるからセキュリティパッチなどは配布されない。Adobe Reader X の脆弱性をついた攻撃がされる可能性があるのだから使わないのが賢明だろう。他にも Vista で動作する無料の PDF ビューアはある。Adobe Reader X をアンインストールして他のものを使ったほうが良い。

無料PDF閲覧ソフト一覧 - フリーソフト100

 

 話はこれで終わりなのだが、実を言うとまだ少し残っている。最初の記事で紹介されていた、まだサポートが継続されている Adobe Reader XI は Vista にもインストールできるのだ。少し検索してみたのだが、このことに言及している記事は少ないようだ。Adobe 社のサイトを検索しても XI が Vista で動作できると書いてあるページはない。これはどういうことなのだろう。

 

 このことは米国のフォーラムでも話題になっていた。(この投稿は XP のサポート終了以前のもののようだ)

Why is Reader XI not officially listed for Windows Vista (Acrobat Reader)

 Karl Heintz Kremer さんが以下のように書いている。

Whatever the reason, Adobe says that you should not run this combination. You can try, but any problems you may find are not going to be fixed by Adobe.

  まったくもっておっしゃるとおり。Adobe が問題が起こった場合の修正をしないのだから使うべきではない。

  またこの Kremer さんは "Vista was a very unsuccessful operating system for Microsoft." とも書いている。まさしく。Millennium といい、Vista といい unsuccessful  な OS だった。

 

 特に Vista は XP のあとに久しぶりにリリースされた OS ということで、期待も大きかったゆえに落胆も大きかった気がする。私も ’Longhorn' という開発バージョンの頃から期待してリリースを待ったが、メモリーを大量に消費したり非力なマシンでは動作が非常に遅いのでがっかりした記憶がある。それだけ XP がよくできた OSであったということかもしれないが。

 Vista の販売開始が2007年1月の頃。まだ8年前のことだ。本当に月日がたつのは早いな、と思えてしまう。