challenge は「挑戦」または「挑戦する」か。過去分詞形の challenged は「挑戦されている」あるいは「挑まれている」くらいの意味かと思っていた。
先日、私のブログとしては驚異的にブックマークされた記事の続きのような話である。今日たまたま帰路についたクルマの中で放送大学を選局したら、あの「英語の軌跡をたどる旅」の最後の数分を聞けたのだった。ラッキーだった。多分「第11回 正しい英語(1): 規範文法の産声」の、本当に最後の部分だったと思う。最初から聞けなかったので講座の内容はほとんどわからなかったのだが、二人の講師が雑談形式で、「正しい英語」というものが段階を経て変遷していったということをまとめているようであった。まもなく講義終了というときに PC(ポリティカル・コレクトネス)の話題になった。PC は政治的に中立で差別や偏見を含まない表現を使うことかと私は認識している。PC を意識した「正しい」英語表現も作られてきた、というような話だったかと思う。
突然一人の講師の先生がもうひと方の先生に「horizontally challenged って言葉をご存知ですか」と聞いたのだった。冒頭の語である。この場合の challenged は「不自由のある」、「障がいのある」に相当するような言い換え表現だったのだ。全然知らなかった。
「チャレンジド」という言葉について | プロップ・ステーション
horizontally challenged とは「水平方向に不自由さ(障がい)がある」、つまりは「太っている」ということの言い換え表現であった。なんだ私のことか!
調べてみると challenged を含んだ表現がたくさんあるようだ。以下のブログに詳しい。
嗚呼、私は follicularly-challenged でもあるのか…。
兎にも角にも、また一つ賢くなった気がした帰り道であった。