カミさんのクルマのバッテリーがあがってしまったので交換した。昨年の夏は自分のクルマのバッテリーがあがったのだった。2年連続で情けないが、前回の経験があるのでそれほど焦らずに済んだ。
最近のクルマは昔よりは多くの電子機器を搭載している。それらの多くの設定は「初期化」されてしまう。自分の経験では一番焦るのはパワーウィンドウだ。
例えば運転席側のパワー・ウィンドウ。通常はUP側にスイッチを数秒入れ続けると自動的に全閉する。この機能が働かなることが多いようだ。少なくとも私の経験ではホンダ車とトヨタ車でそうなった。
こうなったのときの解消法は簡単。一旦ウィンドウを全開のままにして、その後UP側のスイッチをウィンドウが全閉になるまで入れ続ける。そしてさらに全閉になっても約1秒そのままUP側に入れたままにする。その後スイッチを離せば上記の機能が復活する。
カミさんのクルマは2005年式のトヨタ・アイシスである。このクルマはバッテリー交換直後、運転席側のスイッチから助手席や左右の後部座席横のウィンドウが操作できなくなってしまった。この対処法も簡単。上の方法と同様に助手席、後部座席のスイッチで全開から全閉させて全閉した直後も1秒くらいUP側のスイッチを入れたままにするのだ。
おそらく全閉時にモーターをから滑りさせることでウィンドウ枠の上端の位置情報を装置が取得するのだろう。
もちろんラジオの選局も初期化されてしまったが、こちら再設定はマニュアルに書いてあるので楽である。
うちのアイシスの場合、バックモニターが搭載されているのだがこちらも「機械を載せ換えましたか?」という警告が表示された。モニターの「いいえ」をタッチして設定は終わった。
大概の国産車は新車納入時のバッテリーよりも容量が大きいものが搭載可能のようだ。カミさんのアイシスの場合、ダメになったバッテリーの型式は 46B24R だったのだが、折角なので 75B24R にしてみた。バッテリー規格の上2桁は放電可能な容量を表す。詳細は下記のサイトをみてほしい。
車種によって制限もあるかもしれないのでご自分で交換する際は、取扱説明書をご覧になったほうがよいかもしれない。