他人から進められて『やさしいコンピュータ科学』を読んでいる。全然読んでいなかったのだが、最近ちょっと余裕があったので少し読み進んだ。前半の例題は読み飛ばしている。そのうちPascalを導入してプログラミングもやってみたい。
- 作者: アラン・W.ビアマン,Alan W. Biermann,和田英一
- 出版社/メーカー: ASCII
- 発売日: 1993/06
- メディア: 単行本
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素人が読むには一年くらいかかる、と言われたのだが確かに文章はわかりやすいが盛りだくさんで解釈が難しい部分も多々ある。真剣に読んでいないのでw迷わず読み続けていこう。
中間の第5章「ソフトウェア工学」の章まで読んだ。"The Mythical Man-Month"という本が紹介されている。最近の日本語訳では『人月の神話』と題名がつけられている。
人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional computing series (別巻3))
- 作者: Jr.,フレデリック・P.ブルックス,Frederick Phillips,Jr. Brooks,滝沢徹,富沢昇,牧野祐子
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2002/11
- メディア: 単行本
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私は生産性とは無縁の職種に所属する。とは言っても近年の社会の流れを受けてまったく正確には全くの無縁ではない。この人月の話は非常に参考になった。ソフト開発に関連しない人たちも知らない話ではないか。
『やさいしいコンピュータ科学』はやはり良書だと思う。原題が"Great Ideas in Computer Science"というのも大いに気になるのだが。市場のことも考えての邦題だと思うが、ちょっと原作者に申し訳ない気がするのは私だけではあるまい。