田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、コメントは承認制にします。)

Linuxデスクトップについて

 たびたび書いているが、私は自宅でプライベートにはLinuxを使用している。最近のディストリビューションはインストーラも改善されていて、簡単にインストールできる。

 それでもうまくいかないことがあると自分で調べて対応しなければならない。私はウェブブラウジング、メール送受信、簡単な書類作成、画像編集くらしかプライベートで行わないので、それほど困ることはないのだが、動画再生だけはインストールのたびに多少苦労する。

 私はよくわからないのだが、mpegやDVDの再生の際のデコーダ(おそらくはw32codecs)がオープンソースウェアの配布方法と相容れないものがあるらしく、大体どのディストリビューションも初期状態には含まれていない。

 もちろんこれに関する情報はウェブに沢山転がっているので自分で探して適用すれば良いだけなのだが、普段使っていてこの辺の事情が(自分を含む)ビギナーには敷居が高いかな、と思う次第である。


 若干のとっつき難さはあるが、私はこれも勉強かな、と割り切っている。何しろ全部無料で入手できるのだから。

 それからしばらくFLASH8がLinuxで再生できないという問題があったが、現在はLinux版にもFLASH9*1がリリースされたので、現在は再生できる。使う人が増えればプロプライエタリな部分の対応も改善する、と私は思う。


 しかし以下のようなニュースも。よほどマイクロソフトVistaの品質(というか価格設定?)に自信がないのかな。マイクロソフト必死過ぎ…である。


http://www.asahi.com/business/update/1106/123.html

米MS、マイクロバスで全国行脚へ 中小企業向け営業
2006年11月06日22時14分

 米マイクロソフトは6日、12月から約1年かけ、マイクロバスで全国47都道府県をめぐって各地でコンピューターの講習会を開き、中小・零細企業の経営者にIT(情報技術)の導入を促す運動を展開すると発表した。次世代基本ソフト「ウィンドウズ・ビスタ」や関連ソフトを使った情報共有や業務管理の有効性を訴え、顧客層の拡大につなげる狙いだ。


 バスには会場用の大型テントやパソコン十数台を積み、200カ所で計3万人を対象に講習会を開くという。同社は日本の中小企業のIT化が遅れていると分析しており、都内で会見したスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)は「コンピューターを持っていない人には(巡回バスのような)アナログな方法で営業をしなければならない」と語った。

 その後の講演でもウイルス対策などビスタの利点を強調し、売り込みに余念がなかった。


(追記)
 本来DVDデコーダは有償配布であった。職場のWindowsでDVD再生をさせようとして気がついた。著作権の関係はどうなっているのだろう??

 とにかく只でDVD再生できるなんてスゴイものだ。

*1:8を飛び越していきなり9!ただしBeta版のようである