昨日、次のようなニュースが流れていた。ソースが削除されるかもしれないので、多少長くなるが引用する。
http://www.shikoku-np.co.jp/news/news.aspx?id=20050810000280
国立科学博物館筑波実験植物園の主任研究官松元定さん(58)は5、6年前、JR日暮里駅ホーム向かいの石垣にシダが茂っているのを見つけた。南北の回帰線を中心に分布するホウライシダだった。温室で栽培されていたシダの胞子が風に乗り、根付いたという。
目黒区にある国立科学博物館付属自然教育園で1990年、野生化したキウイを発見。ニュージーランドや中国南部が原産の亜熱帯の植物だ。明治神宮などでも見つかっているという。
「最初は驚いて、まさかと思った」と同園主任研究官萩原信介さん(58)。「冬の温暖化が顕著になり枯れずに育つようになった」と分析する。
気象庁によると、東京は約100年間で8月の平均気温が2・4度上昇したのに比べ、1月は3・8度も上がっている。
この手のニュースというのは度々流れている。私も地球温暖化の影響ではないかと思われることをここ埼玉の片田舎でも感じることがある。
私の散歩コースにもシダが生い茂っているところがある。子供の捕まえてきたカブトムシが、自分が子供のころのものよりも小さい気がする。(地中の温度が上昇し、その影響でカブトムシの幼虫が早熟し、大きさが小さくなる、と聞いたことがある)
以前、職場のカナダ人が「日本のカラスは大きい」と驚いていた。私の周辺で見られるカラスは二種類。ハシボソカラスとハシブトカラス。後者の英名は"Jungle Crow" その名の通り元々は東南アジアなどの密林地帯に分布していたらしい。
我が子たちが親になる頃にはどうなっていることやら…。