昨日は立秋であった。しかし例年のことだが、まだまだ暑い。
そう言えば最近本を2冊読んでいた。主に雑誌しか読まない私としては珍しいことだ。
私は某大学の数学科を卒業している。数学はたしかに嫌いではなのだけれど、他に目指したいものがあった。数学科は当時実験がないので授業料が安かった。「すべり止めにでも」と某大数学科を受験したのだが、結局そこしか受からなかったのだ。
本の紹介になんでそんなことを書いたかと言うと、私は数学に関する本を2冊読んだのだ。
まずは「数学に感動する頭をつくる」
- 作者: 栗田哲也
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2004/06/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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たしかに数学に感動できる人、できない人の2種類が存在するのかもしれない。感動できる力を育てるという観点が学校教育では欠落しているのかもしれない。わが息子(7才)に早速公文式の問題集を与えてみたが…三日坊主のようだ。さすがわが息子(涙)
次に上記の本に紹介してあった「博士が愛した数学」
- 作者: 小川洋子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/08/28
- メディア: 単行本
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久々に感動した。もう少しで泣きそうになった。映画化するなんて噂もあるようですが、もしそうなったら是非見に行きたいものだ。
ちなみに私は在学中「整数論」は選択しなかったので「博士が愛した数式」に出てくる公式で知らないものがあった。さすがに小川洋子さんはよく取材されている。(オイラーの公式くらいはおいらでも知ってましたってギャグを書きたがる私はやはりオヤジだ)