田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、コメントは承認制にします。)

地元で見かける生き物

週末は恒例の散歩である。先日カタツムリを見かけなくなったと書いたが、散歩の途中の木立で見かけた。少し安心したが私が子どもの頃と比べてやや小ぶりのような気がする。

遠くに見える秩父連山からは雲が湧き、まわりの田にはすっかり水が張られてキラキラとかがやいている。脳裡にENYAの透明な歌声が浮かんできた。

途中、水田に鳥がいた。二羽の鴨の類と数羽の小鷺であった。一時期バードウォッチングに凝ったことがあり図書館で本など借りて調べたことがあったが、今はすっかりその頃の知識を忘れてしまった。その二羽はカルガモだったかもしれない。
小鷺のほうはほとんどのものは頭がやや茶色がかり、巣立ち間近の幼鳥のようだ。集団でいたので「家族」かもしれない。

田舎でも環境破壊が進む中で小鷺は数を減らしていない。ひょっとしたら農薬に強いのかな、と思ったこともあった。私が段々と近づいたら小鷺はすぐに飛び立ってしまった。そのカルガモのような二羽はのんびりと餌を捜している。小鷺の警戒心の強さを改めて実感した。こんなところにも生きのびている要因があるのかもしれない。また集団でいたので繁殖力も強いのかもしれない。幼鳥はやや頭が赤みがかりまるでトキのようであった(実際、私はトキを見たことはなのだが)。 江戸時代ならばここらあたりにもトキがいたのだろうか、とふと思った。