私は趣味のことを書こうと思ってブログを始めたのだが、気がつけば自分が好きな車やバイクの話をちっとも書けない。いや正確に言うと今月初めにバイクで事故して以来書く気があまり起こらないのだ。しかし今朝、「ちょっとしたこと」があった。
私は普段このダイアリーを早朝書いている。先ほどはてなブックマークをみていたら注目のエントリーに早起きのコツなんてあったが、私の場合コツも何もあったものではない。夜になると自然に眠くなり気がつくと5時には起きてしまうのだ。
さて前項の「髪を切った」話を書いた後、朝食を摂り、出勤するため我が愛車Peugeot206SWに乗り込もうとしたとき、車の下で何かが動くのを見た。ヘビであった。それも2mもあろうかという巨大な青大将だった。さすが山河!土曜日に見た雉といい、今朝の青大将といい、自然に溢れている。車をゆっくり動かそうとしたら、何とその青大将君はホイールの軸からシャーシ部分へ潜り込んでしまったのだ!
私は別段かまわず出勤しようとしたのだが、妻が途中でヘビが絡んで事故でもしたらどうする、というので仕方なく私の愛車はそのままにしてカミさんの94年式トヨタカムリで通勤した。
久々の国産車であったが、やはりたまに違う車種に乗ると楽しいものだ。車の違いがよくわかる。カミさんの車はATで(私の206SWはMT)やはりATは楽である。加速もよい。私の下手くそなマニュアルの運転よりよっぽど早く加速する。
結婚した当時カミさんのカムリを運転させてもらったが、そのとき扁平率60のタイヤに感動し、随分と足回りが硬いという印象をもった。今日乗ってみたらフニャフニャな足元に驚いてしまった。10年以上たっている車なので無理もないが、「猫足」とかつては形容されたプジョーのほうがよっぽど足回りが硬い印象だ。ちなみに私の206SWのタイヤは扁平率は45である。
それからハンドリングが全然違う。カミさんのカムリはダンパーがいわゆる「抜けた」状態のせいもあるが、街角の交差点などでハンドルを切るとハンドルがこれまたフニャフニャする。ハンドルの舵角に車体がすぐに反応しない感覚がある。この点わがプジョーはビシッと車体が付いてくる。
10年以上前のメンテナンスも十分でない(<私の責任)車と購入からまだ3年たってない車を比較すること自体あまり意味がないかもしれないが、何といってもプジョーのハンドリング、サスペンションはさすがである。
ただし、最新の国産車や輸入車でももっと高級なものに乗ればまた違った印象となるかもしれない。ともかく、突然の訪問者によって益々わが愛車が好きになった。
蛇足ながら(^^; とはいってもプジョーのエンジンはとろい印象がある。私のは206SWの中でもS16という小柄なボディーには勿体無いくらいのDOHC 2000ccエンジンを搭載しているのだが、信号ダッシュなどの常用のスピード域ではカムリと同等くらいの加速感かな…と思ったからである。低速トルクはそれほど無いのかもしれない。これが常用域を越えある程度スピードにのってからの加速となると…いやこれ以上は自粛しよう。