ポルシェ911カレラとメルセデスを有する私の知人が先週末、沖縄へ行ってきた。数名で仕事を兼ねた旅行でレンタカーを借りて移動をしたらしいが、借りたクルマに感激して帰ってきた。
借りたクルマは現行型のホンダのオデッセイとのこと。ATの変速ショックが少ないこと、重心が低くコーナーのロールが少なくタイヤがよく踏み止まっていること、などを挙げていた。ポルシェを駆る彼が言うのだから、よっぽど良かったのだろう。
私は4年前に初めて輸入車(プジョー206SW)を購入し、国産車にはない楽しみ(そして苦しみ)を感じてきたのだが、してみると最近の国産車もマンザラでもないようだ。
ただし一般論として言えることではなく、自分の趣味と車種によるだろう。私のカミさんはトヨタアイシスを持ち、私もたまに運転するが、運転する楽しみはイマイチである。
左側がピラーレスにもかかわらず剛性が十分なように感じられるし、積載量の割りに小回りが効く点は関心するが、動力性能は個人的には好きではない。特にセンターがはっきりしないハンドリング、カックンと止まるブレーキには幻滅する。
逆にいうとたまにカミさんのクルマに乗るから、ますますプジョーが好きになる。プジョーのブレーキの鳴きは好きではなのだが、鳴きを抑えるためのシムがなくキャリパーピストンが直接パッドにあたるためにブレーキタッチが良い、と思えば多少は我慢できる。