田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、コメントは承認制にします。)

 髪を切った

 私は気がつけばブログに「田舎」という言葉を書き込んでいる。本当にド田舎に暮らしているので仕方ないのであるが、裏返せば、私には都会コンプレックスがある。自分でも薄々感じている。

 私の住む埼玉県は不思議なところである。南部は「埼玉都民」という言葉が象徴するようにほんとんど東京都と同化しているように見える。(東京の人からは違うといわれるか?)秩父地方は独特の文化を形成している。それ以外は基本的に農村に人口が増え、急速に都市化したところだ。しかし埼玉には(正確な数は忘れたが)30を超える「市」がある。おそらく全国でもこんなところは他にないだろう。 各地方へいくと「核」となる大きな街がある。「顔」がある。すぐ隣の群馬では、前橋、高崎、太田…人口の多い街であると同時に文化の中心である。埼玉は違う、と私は思う。よく言われることであるが、埼玉は旧「武蔵の国」の北側(南側は東京となった)、幕府の直轄地で藩がなかった、というのが今日の埼玉気質に影響を与えたのだろう。藩がなかったというが、川越、岩槻(さいたま市へ編入)、忍(おし:現行田市)には藩があったそうである。
 書き出すと止まらなくなりそうなのでこの辺にするが、とにかく埼玉は「特徴がないのが特徴」ともいえるかもしれない。

 段々タイトルから遠ざかってしまった。閑話休題。埼玉の田舎に住んでいるのだが、都会から距離的にそう離れているわけではないので、いろいろなことが都会から流れてくる。昨日行った「床屋」もそうである。カット専門店で\990である。受付は自動販券機で、カットのみなので基本的に鏡と椅子があるくらい。早く終わるので待ち時間も少なかった。店員さんはほとんど女性で、理髪店しか行ったことがなかった私は驚いたが、女性によるカットというのは非常に良い印象をもった。何しろカチっとした髪型にならないので私は気に入った。髭は自分で剃れば良いから、私は大満足であった。
 さすが都会から来たシステムは違うなと感心し、先ほどWebで検索してみた。カットハウスQUICK。なんか山梨のお店のようですね…((((((^^;