田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

Linux Desktop って認知度が高くならない

 若い頃、ものを知らないと笑われたことがあった。今でもそう変わらないが、自分が年上である場合が増えたので面と向かっては言われなくなった。逆に褒められることがある。お世辞を言われているのか、内心同情しているのか。あるいはそうかってに自分が思い込んでいるだけかもしれない。


 少し前、職場の機器搬入に立ち会った際、私が廃棄したサーバを再利用して Samba で NTドメインを構成していると話したら、よくできましたね、と驚かれたことがあった。いや、今までも数回作ったことがありますので、今のやつは Ubuntu を利用したのですよ、と話したら、何ですか?と聞かれた。そうか、サプライヤーといえども Linux と関係なければ、今や Linux 界で破竹の勢いのディストリビューションである(私見です) Ubuntu を知らないんだな。ちょっとがっかりした。


 先週末は大手プロバイダ系の販売促進員と話をした。こちらは若い女性であったが、当然のことながら通信技術関連に非常に詳しい。いよいよ契約となるとお決まりの質問「お使いのコンピュータの OS は何ですか?」というのが出た。「Ubuntu です」と答えたときに、ちょっと間が生じた。いや、Linuxディストリビューションの一つです、と言ったら、お詳しいんですねと言われた。

 いや全然詳しくないから。詳しくなくとも Ubuntu なら簡単にインストールできてウェブ検索やメールなんて楽勝だから、…と言いたかったのだが、その場は「XP や Vista の PC もあります」と答えてお茶を濁した。


 一般の方とは違う、いわばプロと言われる人たちも Ubuntu を知らなかった。さすがに Linux ぐらいは知っていたようだが、素人が扱う代物ではないといった考えてあるような印象を受けた。

 たしかに Ubuntu-jp の ユーザ ML を見ていると、最近は Windows と Linux の区別もわからない方からの質問などもあって、やはり素人には扱えない代物なのかもしれないと思うこともあるのだが、それでもインストールなどは昔のディストリビューションと違ってかなり自動化されている。根気よく使っていけば徐々に使い方に慣れるとは思うのだ。


 そんなことを考えながら数年。なかなか Linux Desktop は浸透しない。利用するメリットは、無料である、セキュリティ上比較的安全である、サーバに使ったりUSBメモリに入れて持ち運べるなどと多用途に使える、場合によっては仮想環境下で Windows を走らせることもできる…と沢山あるとは思うのだが。

 この知名度の上がらなさは何なんだろう、と最近よく考えるようになった。