田舎者Yの日記

片田舎の元バイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

ダカーポ休刊

 ダカーポが休刊するというニュースが目に止まる。独身時代よく読んでいたので寂しい限りだ。

 「ダカーポ」が12月発売の第620号で休刊 - GIGAZINE


 ネット上での展開も模索されていたようだが失敗に終わったということか。今の時点で上記の記事をはてブでブクマしているのは私だけである。はてブは技術系の若い層が多いと私は想像している。ダカーポが従来ターゲットとしていたような層からも注目を集められていなかったということか。(ダカーポはどちらかと言うと文系の若手(男性?)ビジネスマンがターゲットかも)(追記:私はGIGAZINEで知ったのだが、他のニュースサイトの報道が多くのブクマを集めている。恥ずかしい勘違いだった)

 いろいろと原因はあるのだろうが、個人的に思うことは二つ。フリーペーパーやウェブの浸透と若い世代の指向(思考)の変化だと思う。


 田舎にいるとわからないのだが、都会ではフリーペーパーが日常のものとなっているようだ(うちは埼玉北部なので求人系のフリーペーパーならコンビニなどにもある)。R25などのサイトもたまにチェックするが、これくらいのクオリティのものが只で手に入ったら、わざわざ情報誌を金を出して買わないと思う。また格差社会というキーワードに見られるように若年層の低所得化もその背景にあるかもしれない。ウェブや携帯によるウェブアクセスも大きな影響があったと思う。とにかく只で手に入る情報が世に氾濫している。

 それから、かつてダカーポでは全国紙を左右分けするという特集を組んでいたが、ダカーポ自身はやや左に位置するように自己分析していたと思う(記憶が曖昧だが)。今の時代、右だ左だとイデオロギーで分類することは意味がないかもしれないが、若者の「右傾化」というのも休刊の原因にあったと思う。(事態はそれほど単純ではないにしても)。


 若者=体制批判=左翼という図式は、安保闘争、学園紛争を経験した世代が社会の中枢を担う頃から崩壊してきた、と個人的には思っている。子ども世代が親世代に反発するのはいつの時代にも見られることだ。しかし旧来の図式が完全に雲散霧消したわけではない。価値観は多様化している。雑誌編集者にとってはターゲットを見つけづらい時代なのかもしれない。