以下の記事に驚いてしまった。まったくUbuntuって大したものだと思う。
Security Incident Report:Ubuntuだけが生き残ったPwn to Ownコンテスト (1/3) - ITmedia エンタープライズ
インストールも簡単でハードウェアの認識も良く、挙動も安定している。しかもセキュリティに強くて、何といってもタダ(無料)である。
こんだけ素晴らしいOSなのだが全然話題になっていない(号泣)。ま、使い手がそれほど多くないからセキュリティ・ホールをつけなかったんでしょ、との意見もあるが、おそらく私の知る範囲だと個人向けLinuxデスクトップで一番普及しているのはUbuntuだろう(客観的データでないので説得力に欠くが)
上記の記事にもあるが、Ubuntuは半年ごとにきちんとバージョン・アップするのがすごい。しかも2年に一度 LTS (Long Time Support) がでる。また最近のLinuxを使わない人はわからないだろうが、アップデータの機能が充実している。ログイン時にパッケージの中で最新パッチが出ていないかチェックして通知してくれる。(画面のパネルから自動的に吹き出しが出て「更新があります」と教えてくれる)しかもインストールされているすべてのパッケージが対象なのである。Windowsに例えれば、Windows Update と各社アプリのアップデートを一緒にしたようなものだ。これは強力である。
しかし、それにしてもどうして日本ではLinuxデスクトップが流行らないのか?Windowsアプリが走らないから仕事に使えない、と思われているからか?私はVmwareでWindows2000を走らせてたまにWindowsを使うので全然問題ないのだが。
そんな中、VmwareのゲストOSとしてそろそろ価格の下がったVistaでも買おうかと思ったが、段々とVistaを買わないで次期OS Windows 7 のリリースを待ったほうが良いと思うようになってきたw 重い、遅い、高い、三拍子そろったOSはマッピラだ。
(追記)
こんな記事もあったのね。
Vistaに見切りをつけたMicrosoft (1/2) - ITmedia エンタープライズ