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田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

記憶脳を刺激する!

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 数日前、何気なく見ていたNHK「ためしてガッテン」が非常に参考になったのでメモしてみる。今回のテーマは「記憶脳を刺激する!最新科学ワザ」であった。

 日常の買い物などで買うべきものを買い忘れてしまうなどということがある。さっきまで覚えていたことが思い出せないなどということも。今回はあるテクニックによって物忘れを軽減することができるという話だった。

 記憶脳を刺激する!最新科学ワザ : ためしてガッテン - NHK


 番組で行われた実験が興味深いものであった。30代と70代の5、6人のグループに分かれて「カーテンをしめる」「机をふく」など十数項目からなるメモをみてもらい、それを実際の部屋でやってもらうという実験であった。項目数が多く、なかなか全部をできる人がいなかった。何項目できたかという実験後の集計ではやはり圧倒的に30代の成績が良かった。70代は加齢により記憶力が衰えているということが否めない結果であった。

 そこで70代チームにスタッフからあるアドバイスが与えられる。そのアドバイスの後で、
項目や部屋を変えて似たような実験を再試行すると今度はなんと70代チームの成績が30代を上回る結果となった。


 スタッフが70代チームに与えたアドバイスは「イメージすること」であった。つまり例えば「カーテンをしめる」という指令項目があったら単純に読むだけではなく、カーテンを閉めている自分を想像してみるということであった。

 重要な情報を思い出す際、脳のACC(前部帯状回)という部分が関わっているということが最近の研究でわかってきた。そしてイメージすることでACCの働きが活性化され、情報を思い出すことができる、というような説明であった。

イメージすることで思い出しやすくなった

 番組を見ながら、そういうものなのかな、と私はやや懐疑的に見ていたのだが放送の翌日、私も自分でやってみた。私の場合うっかり忘れてしまうことが少なくないのだが、その日私は職場でやらなければならないことがあった際に、その行為をしている自分を頭で想像するようにしてみた。驚くことに、その日はほとんど物忘れをすることがなかった。プラシーボ効果の可能性もあるが、とにかく「イメージする」ということは後で物事を思い出すことに非常に効果があることが自分でも実感できた。


 ところで私自身が番組の追実験をしていた日、困ったことがおこった。携帯電話を職場に置き忘れてしまったのだ。(翌日、出勤したらあった。)大部分は物忘れもなくうまくいっていたのに、なぜ携帯を置き忘れてしまったのだろう。


 自分なりにその理由を考えてみた。私は今まで一度も携帯を置き忘れたことがなかった。私が携帯をある場所に置いたときに、当然まさか自分が携帯を置き忘れるなどと、そのときは思っていなかった。だから忘れないようにイメージすることもできなかったのだ。


 前もって予測不能なことはイメージできない。したがって忘れてしまうこともある。これが私が得た第二の結論であった。