Ubuntu 9.04 がリリースされた。この記事を書いている時点で 日本語 Remix CD の配布はまだ開始されていない。私はオリジナルCDのisoイメージをダウンロードしてHDDにインストールした。オリジナル(英語版?)のものはライブCDとして使用する際は日本語環境が完全には使用できないそうだが、HDDにインストールするならば日本語環境が使える、との記述があったから使ってみた次第だ。たしかにインストールの途中で使用言語を日本語に指定した以降は自然と日本語仕様になった。
私が使ってみての感想を述べる。私は自作PC(M/B ASUS P5Q)のメインのHDDにいわゆるクリーンインストールした。ただし、/home のみ別パーティションで、以前に使っていた環境 Ubuntu 9.04 のものを使用した。私はいつのまにか半年ごとの Ubuntu のバージョンアップを律儀に(?)追いかけてアップグレードするようになったのだが、/home を別パーティションにしておくと使用環境がインストール後すぐに再現するので便利である。
起動がかなり早い
起動がかなり早くなった感じがする。(すみません、起動時間とか計測してません。あくまで感覚的なものです)これだけでもアップグレードしてよかった、と思った。
ちなみに今回から起動方法が Upstart になったそうだ。素人にはよくわかりませんがw
またしても固定IPにハマる
samba を利用して Ubuntu を Windows のファイルサーバとしても利用しているので、ウチの環境では固定IPの方が都合が良い。またしても Network-manager の設定でちょっと苦労した。
ちなみに私はネットワークアダプターはマザーボートに付属しているものを有線LANでIPv4で指定して使っている。
Ubuntu 8.10 の場合は以下のスレッドが参考になるだろう。
Ubuntu日本語フォーラム / 8.10 Desktopでの固定IPアドレス設定のGUI手順
邪道なのかもしれないが、今回も私はまず /etc/network/interfaces と /etc/resolv.conf を適当に設定して "sudo /etc/init.d/networking restart" でサービスを再起動した。不思議と今回 Karmic の場合はこれでIPを固定化できた。
詳細は以下の私の記事のようである。
音が出なかった
これは私が古いサウンドボードを使い回ししているせいでもある。インストール直後全然音が鳴らなかったのでちょっと焦った。サウンドの設定で出力デバイスを変更したら音は出た。ちなみに私の環境で lspci するとサウンド関連では
Multimedia audio controller: C-Media Electronics Inc CM8738
と表示される。全然音にこだわらないタチなのだが、そろそろサウンドカードも買い換えた方が良いのだろうか??
Google Chrome をインストールした
以前の 9.04 でも使っていた Google Chrome をインストールした。もちろん Linux なので正規版ではない。(開発版?)
たまにアップデータが自動更新していたので、てっきりデフォルトのレポジトリでインストールできるのかと思ったのだがそうではなかった。私は再び以下のサイトから"google-chrome-unstable_current_i386.deb" をダウンロードしてインストールした。
Early Access Release Channels (Chromium Developer Documentation)
また気がついたことがあったら記事にしてみたい。ちなみに起動時のドラム音がしないような気がする。私の設定が間違っているのだろうか。ご存知の方がいたらコメントをいただきたい。(<他力本願w)