私は埼玉県北部、熊谷市から車で30分くらいのところに住んでいる。いつも使っているPCを置いている場所には冷房がない。したがって夏期は暑いさなかに PC を使うことが多い。あまり暑いときは使わないようにしているが、室温が30℃を越えるときに使うときもある。
PCのパーツは高温に弱い。ちょっと心配になったので Ubuntu のデスクトップ(パネル)にHDDなどの温度を表示させてみた。
以下のサイトを参考にした。
HDDの温度をUbuntu 8.04 Linuxのパネルに表示させたい。 - 雑木林とコンピュータのメモ帳
Ubuntu 10.04 でも同様に設定できる。ターミナルから
sudo aptitude install hddtemp sensors-applet
などと hddtemp と sensors-applet をインストールし、パネル上を右クリックしてアプリケーションのランチャを追加するだけである。
私の自作機では昨年買った 1TB の HDD をメインに使っているのだが、それ以前に使っていた HDD もバックアップ用にスロットに挿入してある。複数の HDD を使っているせいか、上記の設定では HDD の温度が最初は表示されなかった。(GPU、CPU、MB の温度が表示されているだけの状態だった)
パネルのアイコンを右クリックして Preferences で複数の HDD にチェックを入れて、温度を表示させることができた。
HDDは突然壊れる
HDDの温度が気になったのは以下の記事を読んだからである。
暇人\(^o^)/速報 : HDDは突然壊れる 2年使ったら新品交換しろ - ライブドアブログ
私も HDD の故障を経験したことがある。基本的に HDD は消耗品と考えたほうが良いだろう。一応データのバックアップをとってあるのだが、しないときに限って壊れる。そのうち Raid とかを検討しようかとも思っている。
専門的なことはよくわからないのだが、やはり HDD の寿命は温度と密接な関係があるようだ。
ハードディスク を長持ちさせるための対策- HDD 大量搭載実験サイト
HDD の寿命に関しては SMART データを参照するとよいのだが、Ubuntu の場合、ディスクツールがある。パネルから「システム → システム管理 → ディスク・ユーティリティ」を選択すると、各 HDD の状態の解析や結果表示をしてくれる。非常に便利で簡単なので定期的にチェックすると良いかもしれない。
私の PC は、この記事を早朝に書いていることもあって、温度は正常の範囲にある。ただしビデオカードはファンレスのものを使っているせいか、GPU の温度が 50℃ を越えている。私の自作機の場合、常に GPU の温度が他より 20℃近く高い。ちょっと心配なのだが、しばらくはこのままで使ってみるつもりである。