田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

キーボードをクレーム交換した

 2008年1月に購入した Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000 のキー入力がおかしくなった。保証期間中だったので Microsoft のサポートへ連絡、無事交換となった。Microsoft のサポートの対応は非常に良かった。最近の大企業というのはほとんどそういうものかもしれない。

 かなり昔、国産メーカーのノートPCを修理に出したことがあった。今回も修理するのかと思ったのだが、新品と交換してくれた。

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 キーボードが新品と交換になって、そのキーの動きのスムーズさに驚いてしまった。製品が改善されたのだろうか、私の古いものにはホコリがつまっていたのだろうか。
 おそらく後者だろう。今度は使っていないときは布でもかけておこうと思った。


 私のキーボードに発生した不具合は”Enter"を押下しても、"x"を押下しても、”x+改行"の入力がされてしまう、というものであった。PCをシャットダウンした後にそうなってしまったらしく、PC起動時にログインできなくて困ってしまった。Ubuntu でgdmを使っているのだが、パスワード入力時に必ずEnterを押下するからだ。
 そのときはなぜログインできないのか全然わからなかったのだが、あとになって正規のパスワードの末尾に”x"が付いているということに気がついた。Ubuntu なので Live CD を使ってHDDへはアクセスできたのだが、当初かなり焦った。


 不具合発生後、まずキーボードを購入した地元のお店に行ったのだが、「マイクロソフトの製品に関しては当店で仲介できない。保証期間中なので付属マニュアルにしたがってお客様が直接マイクロソフトのサポートへ連絡してほしい」とのことであった。そんなものなのだろうか。

 マイクロソフトのサポートの対応は非常に良く、迅速であった。東日本のサポートは埼玉県川口市にあるようだが、最初の問い合わせの翌々日には新品のキーボードが送られてきた。

 ただ、最初の問い合わせを私は公衆電話からしたのだが、テレカの度数がなくなりそうで焦った。(今時テレフォンカードを使う者も珍しいか) サポートの窓口に「電話が切れそうだ」というとフリーダイアルを教えてくれた。でもその番号ってキーボードの説明書には載っていないんですけど…。

 ちょっと不満な点があったものの私のマイクロソフトに対する印象は非常によくなった。いずれ Windows 7 も買うことになるであろう。


 ところで私が Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000 を購入したのは、その形状に惹かれたからであるが、このキーボードにはいろいろと補助キーが付いている。Linux では使えないのだろうとタカをくくっていたのだが、Ubuntu では認識して自動的に対応ドライバーをインストールしていたようだ。電卓マークのキーに触れたとき Gnome デスクトップの電卓が起動してかなり驚いた。Ubuntu はすごい。

 やはり最後は Linux を褒めてしまった。私のマイクロソフトへの偏見(?)は容易には消えないようだ。