以前、秩父を訪れていたときに何となく気になっていたのだが、国道140号が旧道(秩父往還)と彩甲斐街道に分かれる三叉路に石碑がある。写真を撮ってきたのだが確かに石敢當である。沖縄でよく住宅の塀に見かけるやつである。
沖縄と埼玉県秩父の繋がりを感じてちょっと不思議な気持ちになった。
石敢當(いしがんどう、いしがんとう、せっかんとう)は、石敢當などの文字が刻まれた魔よけの石碑や石標。石敢当、泰山石敢當、石敢東、石散當、石散堂と書かれたものもある。中国で発祥したもので、日本では主に沖縄県や鹿児島県で見かける。
元々は辻々に置かれる魔除けのようなものらしい。おそらく秩父地方には他にも石敢當があるだろう。