タイトルはML仲間のまさひさ氏のブログのパクリですw
私もまさひさ氏の意見に賛成。バイクは大人の趣味である。
私は30歳を過ぎて自動二輪免許を取得した遅咲きのライダーである。その後、研鑚してなんとか限定解除に成功したが、直後に大型二輪が教習所でも取れるようになってしまったorz
きっかけは仕事で知り合ったT君がバイク事故で死亡したことだ。当時16歳だった(と思う)。乗っていたのはSuzukiのRGV-γ。
彼がそんなにまで乗りたがった自動二輪とはどんなものなのだろうと考えているうちに木乃伊(ミイラ)とりが木乃伊になってしまった。
なぜバイク(自動二輪)が大人の趣味か。私は二つ理由があると思っている。
一つめに、亡くなったT君には失礼だが、バイクを駆るには「自制心」が必要である。自動車などと違い、軽い車体に高出力なエンジンが搭載されている。パワー・ウェイト・レシオが自動車と全然違う(車でもおそらくポルシェやフェラーリ並では<無責任モード)。一歩間違えれば死に至る。小僧が乗ると死に急いでしまう「危険な」乗物である。*1 だからこそ大人の趣味である。
このスリル感がたまらないのだが、とにかく私はいつも自制心を忘れずに運転している…つもりなのですが、昨年事故ってしまった…。(全然説得力ないな…)
二つめに、操る楽しさが車より大きい。自動車というのは誰が運転してもそこそこ走らせられる。道具としての完成度が高いのかもしれないが、それではつまらない。(もちろん車でもより速く走らせようとするとテクニックは必要だろうが)
バイクの場合運転者の力量の差が如実に現れる。初心者と(あるいは上級者と)山へツーリングに行けば誰でも体験できる。
私もバイク乗りたての頃は、よく置いてけぼりを喰ったっけ(涙)
とにかく「自分がうまくなった」という実感が車より大きい。(でもまだまだ精進が足りません)
ちなみに、上場廃止となったライブドアの現社長平松氏もバイク(ハーレー)乗りだそうです。小林ゆきさんのブログで知りました。
以前、ケンタウロス(だったか)の「世の中には二種類の人間がいる。バイクに乗る人間とそうでない人間である。」という言葉に感銘を受けたことがある。
もし当ブログを御覧になった方で、まだバイクに乗ったことのない大人の方がいらっしゃったら、一度跨ってみることをお勧めしたい。もちろん事故は自己責任だが(ってオヤジギャグで終わった)。
*1:自動二輪の方が自動車よりも事故発生率が低いという説がある。