田舎者Yの日記

片田舎の元バイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

ジブリ作品「海がきこえる」が忘れられている

昨年の暮れのことだ。私がお世話になっているあるマストドンの主催が高校時代の友達に会うというので、私がジブリ映画の「海がきこえる」みたいなのかなとつぶやいたら「何ですか、それ?」というような反応だった。90年代の作品だから若い人たちが知らなくても仕方ないかな、と思ったり、自分も年をとって煙たがられる存在になってきたか、などど思っていたのだが、ちょっと調べてみたら宮﨑駿氏が「紅の豚」を作ったあとに鈴木敏夫氏が提案して若手スタッフにつくらせたのが、この作品のようだ。

海がきこえる - Wikipedia

 

紅の豚」と比べても「海がきこえる」の方が全然知名度は低い印象だ。なんでだろうと思っていたら下記のようなページをみつけた。非常によくまとまっているページだ。「海がきこえる」をみたことがない人でもどういう作品かわかるだろう。

www.akira-blog.com

 

 なるほど「海がきこえる」が地上波テレビで放映されないのにはわけがあるのか。私は個人的に大好きな作品なので残念だ。ちなみに私は「耳をすませば」よりも「海がきこえる」の方が好きだ。当時の若者の雰囲気をよく表していると実感しているからだ。

 

 とは言っても今見るとやはり古さを感じてしまう。ファッションや街の様子も90年代の、おそらくはバブル真っ盛りの雰囲気だ。私にとっては懐かしさを感じるのだが、ひょっとしたら今の子の目には異様に映るかもしれない。

 おそらくこの作品は今となっては高校生の親の世代の話なのかもしれない。いずれにしても比較的初期のジブリ作品で、当時の若者の群像を赤裸々に描いた作品なので、多くの、特に若い世代に知られていないのは残念だ。

 

 それから原作が氷室冴子さんだった。私は彼女の作品をあまり読んだことがないのだが、それでも当時は非常に売れっ子作家であったし、私も面白い作品を書く方だなと感心していた記憶はある。ご病気で亡くなられたのはこれまた非常に残念。彼女が長生きしていたならもっとたくさんの面白い作品を読むことができただろう。

 

 そんなことを思いながら、「海がきこえる」をみかえしたのだった。ちょっと昔憧れだった方にまた会ってみたいなと、年甲斐もなく思ったりしている。