Ubuntu 9.04 に kvm をインストールして、仮想マシンに Windows XP をインストールした。
私の自作PC は Core2Duo でメインメモリは 3GB、HDD も 1TB であるので十分余力があるはずなのだが、非常に XP の動作が遅い。スローモーションで XP マシンを見ているようである。何故だろう?
kvm のインストールについては以下のサイトを参考にした。途中から、CDドライブに入れた XP のインストールディスクを指定しただけである。
Virtualization with Virt-Manager and KVM in Ubuntu 8.04 | Tombuntu
なぜだかわからないが、私の kvm は使い物にならないな、と思い、いつも使っている Virtual Box を起動しようとしたら以下のようなエラーが発生した。
VirtualBox can't operate in VMX root mode. Please disable the KVM kernel extension,
recompile your kernel and reboot (VERR_VMX_IN_VMX_ROOT_MODE).
私の場合は以下のコマンドで kvm サービスを停止したら、無事 Virtual Box が起動した。
$ sudo /etc/init.d/kvm stop
その後、kvm 自体をアンインストールしてしまった。徒労に終わった数時間であった。
ちなみに以下のサイトも参考にした。
Bug #292588 in virtualbox-ose (Ubuntu): “VirtualBox can't operate in VMX root mode.”