田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、コメントは承認制にします。)

選挙の前に

 昨日の記事「志ジャーナル」を紹介しておきながら、しばらく自分が聞いていないことに気づき、5/20放送分を聞いてみた。久々に勝谷節を聞いたが、熊本県の赤ちゃんポストの件が気になった。ついでに読売新聞のニュース解説を引用してみる。

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kyousei_news/20061129ik02.htm

捨て子は戸籍法では棄児とみなされる。病院は新生児を預かったら警察、熊本市、児童相談所に通知し、熊本市長は2週間以内に名前を付けて戸籍を作る。原則として2歳まで乳児院で育てられ、児童養護施設に移したり、里親が引き取ったりする。

 一方、連絡を受けた警察は、保護責任者遺棄容疑に該当しないか捜査することになる。法務省刑事局、熊本県警ともに「犯罪が成立するかは、個々の事案について判断される」と違法性は個別に検討するとの見解を示しており、ポストは適法と言い切れない微妙な状態に置かれる。

 しかし、今回の3歳児(!)のケースでは、勝谷さんの解説によると熊本県警は捜査しない方針のようである。保護責任者遺棄容疑は遺棄にあたるかの判断がむずかしく、今回のような「赤ちゃんポスト」は道端に放置した場合と違って遺棄にはあたらない、という見解らしい。

 まったくアホな話である。最低、父親の身元を調査し保護責任者遺棄にあたらないか事情聴取くらいすべきである。私は勝谷さんと同感で捨て子が増えると思うが。今後の推移を遠くからだが見守りたい。
 しかしこの子は本当に可哀想だな。うちの子も3歳の頃のことって覚えているし…。


 勝谷さんは自民党の秋のGW構想にも触れていた。私はほとんど新聞を読まないのでww知らなかった。NIKKEI NET から引用する。

 サマータイム制や秋の大型連休構想、与党が検討へ

 与党の幹事長、政調会長らが23日午前、国会内で会談し、夏季の標準時を1時間繰り上げるサマータイムと11月初旬に祝日を集めて大型連休をつくる構想の導入を検討する方針を確認した。サマータイム制は日本経団連が先の自民党の中川秀直幹事長らとの会合で提案していた。

 これも選挙を意識したものなのでしょうね。秋の大型連休構想はワーキングプアをはじめとする日給で働いている者にとっては噴飯ものだろう。


 サマータイムについては、私も北米で経験したことがあるが、夕方の時刻が有効に使える気がする。しかしそれは正規の勤務時間が守られれば、の話である。労働超過が必ず起こる気がして私は反対だ。ただし、時給で働く人達には良い話かもしれない。

 以下のコラムが、ちょっと古いものだが、被はてブ数が多い。個人的にはサマータイムに反対だが、夕日を見て帰宅したい気もたしかにする。
 「日本にサマータイムは有効か」