田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

「東大教師が新入生にすすめる100冊」の件

 人気サイト「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」で「東大教師が新入生にすすめる100冊」が紹介されていた。孫引用なのだが、そのベスト10を引用する。
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2007/04/100_d0c8.html


1.カラマーゾフの兄弟ドストエフスキー 光文社古典新訳文庫 2006)
2.オリエンタリズムエドワード・サイード 平凡社 1993)
3.ゲーデルエッシャー、バッハ(ダグラス・R.ホフスタッター 白揚社 2005)
4.プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神マックス・ヴェーバー 岩波文庫 1989)
5.解析概論(高木貞治 岩波書店 1983)
6.自由からの逃走(エーリッヒ・フロム 東京創元社 1984)
7.邪宗門高橋和巳 朝日新聞社 1993)
8.チベット旅行記(河口慧海 白水社 2004)
9.ホーキング、宇宙を語る(スティーヴン・ホーキング 早川書房 1995)
10.ワンダフル・ライフ(スティーヴン・グールド 早川書房 2000)


 う〜む、全然読んだことがない…と書こうと思ったら、意外にも3,5,9は読んでいた。正確に言うと5は教科書だった(一応数学科の出なので)。3は持っているが途中で挫折した。9は図書館で借りて読んだ。

 東京大学は教養部は学部学科に分かれていないのだったか?文系でも解析概論を読みこなせる人もいるのだろうな…きっと。

 1位の「カラマーゾフの兄弟」ってそんなにすごいのか?ウェブで探すとちょっと複雑な話の筋のようだが。
 個人的には2位の「オリエンタリズム」に惹かれる。特に池田信夫氏のブログを読んでいると欧米人が「東洋」に対してどう考えているのかが気になる。


 ちなみに高木貞治は日本を代表する数学者の一人だが、その解析概論は完璧な解析学(微積分学といってもよいか)の入門書だろう。その中に出てくるε-δ(イプシロン−デルタ)論法には、本命大学を落っこち失意のうちに数学科に進んだ私は、1ヶ月近く悩んだ。(ちなみに高3の頃、数学科に進学しようとは考えてなかった)
 これをすんなり理解できる人は少ないのではないか。


 ε-δ論法とは以下のようなものである。

「実数値関数 y=f(x) が x=x0 で連続であるとは、以下のことが成り立つことである。

 任意の実数εに対して、ある実数δが存在し、
   | x-x0 |<δ であるならば、 | f(x)-f(x0) |<ε  」