田舎者Yの日記

片田舎の元バイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

内平らかに外成るか

 昭和64年1月8日となるはずだった日、私は友人と渋谷で遊び歩いていた。ハチ公前のオーロラビジョンには、後に首相在任中に殉職されることとなる小渕官房長官(当時)が「平成」の字の書かれた色紙をカメラに向けていた。その日は平成元年1月8日となったことを知った。

 当時、TV番組で平成は史記の「内平かに外成る」あるいは書経の「地平かに天成る」が出展と解説していたと思う。しかし、とにかく最近は「内平かに外成る」とはほど遠い状態ではないだろうか。とくにわが国と中韓との関係は市民感情としては最悪である。


 中国でフジテレビ系の「西遊記」に対しての批判が強まっているようだ。中国共産党の対外宣伝弁公室関係者は法的措置も取るとも伝えられている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061214-00000011-fsi-bus_all

 まさに「お前が言うな」である。散々バクリをやっておいて、我が埼玉の愛すべきキャラクター「クレヨンしんちゃん」の商標登録申請を却下といて、よく言ったものだ。
 そして「何を今さら」だ。女優が演じる三蔵法師なら故人となられた夏目雅子さんが最初だろう。一体何年前のことだと思っているんだ。散々反日教育をしておいて、若者の反日感情が強くなってから日本に強く抗議するなんて「おととい来やがれ」だ。


 その一方で日本の農水省が日本食の認定を検討していると言う。

 海外旅行が決して珍しくなくなった今日、誰しも一度は「変な日本食」を食べた経験はあるだろう。私はワシントンD.C.ですっぱいスキヤキを食べたことがある。同時にカリフォルニア・ロールも食べたが、こちらは事前に知っていたし、私にはおいしく感じられたくらいだ。しかし酢の物のような味付けのスキヤキは許せなかった。

 日系人と思われるウェイトレスに「これは本当にスキヤキか?日本の物と全然違うが」と話しかけた。「うちのシェフは東京で習ってきた」との返事であった。そのときは妙な料理方法を教える人もいるのだな…くらいにしか思わなかった。ちなみにウェイトレスは韓国系アメリカ人だった。シェフの国籍までは聞かなかった。しかし以下のような動画を見るにつけある種の疑念が湧いてくる。
 日本人(料理)を偽装して金儲けをしているのではないかと。
http://www.youtube.com/watch?v=IaiupzEV9sM


 …とここまで考えてきて、以下のようなブログが目にとまった。

海外の日本食に農水省がお墨付き?(一心一写)
http://asiaphotonet.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_4e4a_1.html

よほどやり方をうまくやらないと、これは世界中から非難を浴びそうな微妙な問題を含んでいます。そもそも「正しい日本料理」なんてあるのかなぁ? 日本では「エスニック料理」と称して、めちゃくちゃな料理を食べているくせに、日本料理だけ「正しい日本料理」しか認めない日本人、なんていうイメージで見られたら、それこそ国益を損なうことになってしまうんじゃないでしょうか。

 たしかにその通りだ。やはり何としてもやらなくてはいけないことなのだろうか。
 例えば民間の認定団体にやってもらうとか、もう少し穏やかな手法も考えたほうが良いのではないか。


 冒頭の「西遊記」に関してもう一度考えてみると、「法的手段」はさて置いても、やはり相手の感情を逆撫でするようなことは避けたほうが良いのだろう。このケースではうまい「落としどころ」が見つからないのだが。


 いずれにしても、はっきりしていることは日本は中国や韓国を貿易をはじめ様々な分野で交流相手としなければならないことだ。この二国との交流は日本にとって不可欠である。安易な譲歩はできないにしても、どこかで折り合いをつけなければならない。


 いずれの日か「内平かに外成る」日が来るのであろうか。そしてわれらが「クレヨンしんちゃん」が中国で登録される日は…。そうなる日が来ることを心から祈っている。


 しかし、次のWikipediaの一文も大いに気になるところだ。

平治以来「平」ではじまる元号がないのは、平治が戦役によって混乱した時代であったためであり、「平」ではじまる元号はこれを避けるのが故実である。

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