昨日、7月9日は鴎外忌であったそうだ。一日ずれていて全然タイムリーではないのだが、鴎外の好物というものを偶然知っていたく驚いたので日記に書いてみる。
それは何と「饅頭の茶漬け」なのだそうだ。鴎外の長女である森茉莉が『貧乏サヴァラン』の中に書いているそうだ。いったいどんな味なのだろう。
すでに nifty のデイリーポータルZが例によって体をはったレポートを作成していた。
@nifty:デイリーポータルZ:森鴎外が愛した饅頭茶漬けグランプリ
うーん、まずそう。おいしそうだったら自分でも作ってみようかと思ったのだが、やめておこう。
それにしてもなぜ鴎外はこんな妙なものが好きだったのだろう?昔は今ほど甘いものがたくさんなかったので甘味に飢えていたのだろうか?あるいは昔の饅頭だったらおいしく作れたのだろうか?
おそらくは甘さが珍しかった時代のせいのような気もするのだが、鴎外研究家の意見をお聞きしたいものだ。