先日、5年ぶりに自作PCを作り替えた。CPU を Pentium 4 から Core2Duo に、メモリを4GBに増やし、HDDを1TBにしてみた。非常に快適である。処理速度は目に見えて速くなったし、HDDも余裕である。しかし、ひとつ気に入らないことがあった。「音」だった。
もうちょっと静かにならないものかと電源ユニットとケースファンを「静音」と銘打ってあるものに変えてみた。結果はまったくと言って良いほど、効果がなかった。むしろ妙にうるさい感じすらする。
電源ユニットは静かになったような気がするのだが、どこからか音が大きく響いている感じがした。
今日、まとまって時間がとれたので、筐体のパネルを外して電源を入れてみた。どうやら前面の吸気ファンから音がするようであった。ファンを外して調べてみると、ファン単体ではほとんど音がしない。問題は、ファンをケースに取り付けると筐体の風取り窓から風切り音がすることであった。5年前の安い筐体を使いまわししているから無理もない。
しかしこれ以上、金をつぎ込むこともできなかったので、思い切って前面の吸気ファンを止めてみた。音は格段に静かになった。
Ubuntu で CPU 温度管理
今日は雨模様の比較的肌寒い一日であった。今日のような日であればさほど問題がなさそうだが、暑い日はPC内部の排熱が心配である。特に私の家は例の、関東地方では夏の猛暑、冬の極寒で知られた熊谷市のそばである。
そこで以下のページを参考に、私の Ubuntu でも CPU 温度の測定をしてみた。
UbuntuでCPU温度を管理 - Diary on wind 〜風に書かれた日記
lm-sensorsをインストールしてみた。(上記サイトの記述とは違い、私の Ubuntu 9.04 (Jaunty Jackalope) では /etc/modules の最終行に "coretemp" を手動で追加する必要があった)
$ sensors
としてみた結果は以下のようであった。
coretemp-isa-0000 Adapter: ISA adapter Core 0: +36.0°C (high = +78.0°C, crit = +100.0°C) coretemp-isa-0001 Adapter: ISA adapter Core 1: +36.0°C (high = +78.0°C, crit = +100.0°C)
前面ファンを止めてこの温度なので、まずは良しとしたい。
猛暑の夏が来たら、もちろん忘れずにファンの電源を入れるつもりである。