昨晩はひどい雷雨だった。夏の夕立のようだった。おかけで気温が下がり寝やすくなった。子供の頃、NHKで『ユタと不思議な仲間たち』というのを見た記憶があるが、たしか一本杉に雷が落ちて梅雨が明けるというシーンがあったと思う。小さい頃見たドラマのワンシーンを思いだした。
# ちなみに『ユタと…』は劇団四季がミュージカルとして上演していた。
ここのところ週末に用事が入り散歩をさぼっていたが久しぶりに森の小径に出かけた。気がついたことが二つ。日の出が若干遅くなったこと。蝉が鳴き始めていたこと。しかし蝉の声もまだどこか弱々しい。これがあと数週間も過ぎるとやかましいくらいになることだろう。
早朝ということもあるのかヒグラシが「カナカナカナ…」という声を響かしていた。ヒグラシというと私は晩夏というか秋近くなって鳴くものだと思っていたがそうでもないようだ。ゆっくり歩いて行くと蝉の声にも強弱がある。おそらく蝉が密集しているところとそうでないところがあるのだろう。
息子の蒔いた朝顔が花をつけた。昔、学校のテストで、「朝顔は短日性か長日性か」という問題を間違えたことがある。テストのことなどほとんど覚えていないのにこれだけは不思議と記憶にある。答えは短日性。日が短くなる頃に花をつけるからであるが、当時の私にはよほど意外だったのかもしれない。だからこれだけ覚えているのだろう。
今日は薮入り。数日後は土用の入りである。鰻でも食べに行くか…。
