先日、久々にバイクに乗ったとき感じたのは山の中の肌寒さであった。下界では蝉が鳴き叫び、バイクを運転していても渋滞にハマるとすぐに汗がしたたるようであったのだが、杉林の中の坂道を走っているうちに汗がひき、山頂付近ではむしろ寒いくらいになった。
先日の北海道の大雪山系での遭難事故は痛ましいものだったが、関東のそれほど高くない山でさえ真夏でも肌寒さを感じるくらいだったのだから、よほどの寒さだったのだろう。山に登る人は誰でもそんなことはわかっているのだろうが、遭難現場は想像を絶する寒さだったのに違いない。
ニュースを追いながら、まったくレベルの違う話ではあるが、私は先日のツーリングでの山での肌寒さを思い出していた。
なお、遭難事故に関しては下記のサイトに詳しくまとめられている。
北海道大雪山系 トムラウシ山 大量遭難を考える。 ≪ Sub Eight
ここのところバイクでロングツーリングに出かけていないのだが、この夏は何としても関東地方を出たいと思っている。
以前、麦草峠をTシャツ一丁で走ってカゼをひくくらい寒い思いをした。今度はもうちょっと装備を万全にして麦草峠を通ってみようと思う。何しろ国道の最高地点の峠なのだから。
…と思っていたら現在の国道最高地点は麦草峠ではないようだ。群馬県と長野県境にある渋峠である。かつては有料道路だったものが無料化して国道移管されたそうだ。こちらも挑戦してみたい。