田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

Eテレの語学講座

 少し前にEテレの視聴率が悪く存続の危機にあるなんて話があった。

Eテレの視聴率が悪く存続の危機らしい「だから最近攻めた番組多いのか」 - Togetterまとめ

 私は囲碁ファンで、数十年前は民放でも囲碁番組を放送していたのだが今はEテレのみなので、なくなると非常に困る。またNHKラジオ第二だけでなくEテレでも語学番組を視聴しているので、なおさらである。
 語学番組に関してはむしろ最近はEテレの方をよく視聴しているのかもしれない。以前は、ラジオの語学番組のほうが平日ほぼ毎日放送しているし、週一のテレビ番組をみるだけなのは語学学習にとっては邪道だろうと思っていたが、最近はテレビにはテレビの良さがあるような気がしてならない。私にとっては「旅するユーロ」シリーズはお気に入りだ。

 テレビで語学講座なんて邪道だと思っていた

 語学は毎日少しずつ学習するのに限る。自分の体験からもそう実感している。その点NHKラジオ第二の語学放送は月曜から金曜まで放送しているので語学には合っていると思っている。(英語以外は基礎編(たいだい月〜水)と応用編(だいたい木・金)に分かれていることが多いので実際は週5日でないことが多い。)
 ところで他の言語を学習しようとすると気づくのだが英語は非常に恵まれている。月から金まで通して放送されるのはもちろんだが、講座の種類も基礎英語からビジネス英語までいろいろとある。それに外国人の先生も豊富である。大概どの番組も男女両方の先生がそろっている。英語以外では男性か女性の片方の先生しかいないことも少なくない。

 話を元に戻すと、週一回しか番組がないテレビの語学講座は語学学習の効果は薄いのではなかと思っていた。実際、見始めてみると(私はスペイン語講座を中心にみているのだが)、ラジオではわからない話す人の表情や身振り手振りがわかり、それなりに語学学習に効果がありそうにも感じた。また、よく海外でのロケなども行われるのだが、意味はよくわからないのだが現地の人が早口でしゃべったり街角でゲストが話しかけたり話しかけられたり、そういうテキストにはないイレギュラーなやりとりが自然な感じがして言語の持つ音のリズムや音のつながり方、声の調子などがよくわかる。この点ラジオは概ね会話も筋書き通りでイレギュラーな発言がほとんどない。自然な言語を感じるという点ではテレビのほうがラジオより優れていると思った。

 

旅するユーロ

 現在 NHK Eテレでは旅するユーロとして旅するフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語と、四ヶ国語でタレントがヨーロッパの各国へ赴き現地で旅をしながら人々と触れ合って言語を学ぶという体裁の番組を放送している。

旅するユーロ | NHKゴガク


 私は主に旅するスペイン語をみているのだが、大学時代にドイツ語を勉強したし毎朝 J-Wave別所哲也さんの TOKIO MORNING RADIO を聞いているので別所さんが案内役の旅するドイツ語も録画してみている。

 旅するユーロは語学番組というよりはほとんど旅番組である。だいたい別所さんもオーストリアのウィーンを街歩きしながらほとんど "Schmeckt gut! (おいしい)" しか言ってない気がする。まったく羨ましい。番組をみながら「絶対いつか行ってやる」と毎回のように思っているが、これはこれで非常に興味深い番組だといえる。

 

 ところで私が大好きな旅するスペイン語のほうは贔屓目かもしれないがドイツ語よりも会話表現や文法をきちんと押さえたような感じだ。学習コーナー(まどり先生とスペインのカエル君の会話)も充実しているような気がする。そして何よりもパーソナリティというか、旅の案内役である俳優の平岳大(ひら・たけひろ)さんとジン・タイラさんがとても息が合っていて好感が持てる。

 平岳大さんという俳優参を、私は真田丸で知った。ドラマの初期に武田信玄の御曹司である武田勝頼を演じていた。

特集 インタビュー 武田勝頼役 平岳大さん ~父の存在を常に感じながら~|NHK大河ドラマ『真田丸』

 有名人であるので私のような芸能界に疎い者にもある程度のことをどうしても知ってしまう。有名人といえどもプライバシーに関わることを軽々しくブログなんかに書くべきではないとは思うが、この旅するスペイン語のロケが前後関係から2016年の春に撮影されたことがわかると「このロケが終わって日本に帰国してからお父様の平幹二朗さんが亡くなられたんだろうな」とかスペインの子どもたちとサッカーを遊ぶシーンなどでは「どんな子ども時代を過ごされたのだろう」とか余計なことを想像してしまう。でも平さんはゴールをきめていたので、結構本気でサッカーに打ち込んでいたのかもしれない。

 また平さんの相手のジン・タイラさんについても検索などをしてしまった。大学で建築学を学び建築が専門であること。東京大学大学院に在籍されていたこと。北スペインでお生まれのこと等々。無理に検索しなくてもよかったのかもしれないが、外見が俳優のように堂々としていて話も日本語が達者で軽妙でユーモアもあるのでどんな人なのだろうと、いろいろと調べてしまった。ネットがなかったらこれほど根掘り葉掘り調べられなかったしまた調べもしなかったかもしれない。
 旅するスペイン語の初回で「君はヒラ(姓)、僕はタイラ。同じ平だ」とジンさんは話していた。漢字がわかるのだから日系の方だろうなと思っていたが、どうもお父さんは Shu Taira という方で柔道家のようだ。私自身も柔道家の端くれなので非常に驚いてしまった。

 どうも平家は旭川のお寺の僧侶の家系のようでジンさんのお祖父さんは旭川龍谷大柔道部の創立に携わっているようだ。ジンさんのお父さんが単身ヨーロッパに渡ったのもすごいが、そのお子さんであるジンさんが建築の専門家となって日本のTVでも活躍するということもこれまたすごいことだと思った。


 両平氏の二人の旅がどうなっていくのか番組の今後に期待したい。