自宅のデスクトップ PC を Windows 11 と Linux のいくつかのディストリビューションでデュアルブートにしている。もともと Windows PC として購入したものを改造していることと、やはり Windows でないと済まない場合があること、また WSL ではなく Linux デスクトップを使いたいためにデュアルブートにしてある。そうはいっても私は Linux としてブートすることのほうが Windows よりも圧倒的に多い。
その Linux デスクトップでは日本語入力機能として Google 日本語入力のオープンソース版である Mozc を使っているのだが、その Mozc で「半角/全角キー」を使わなくても済むように設定してみた。
きっかけは YouTube のパソコン博士 Taiki さんの次の動画だった。
それまで何の疑問も抱かなかったのだが、たしかに「半角/全角キー」を押すたびに日本語変換機能が有効化と無効化に循環するというのはわかりづらいといえばわかりづらい。
Taiki さんは、Mac OS のキーボードにならって Windows キーボードのスペースキーの右と左にある「変換」と「無変換」にそれぞれ「日本語変換を有効にする」と「日本語変換を無効にする」割り当てている。動画は Windows に関するものだが、私も普段使っている Linux デスクトップでそのように設定してみた。
以下の記事も参考にさせていただいた。
ただし、私の場合は Mozc の MS-IME の設定が気に入っているので(Ctrl+t で半角英数に変換とか、Ctrl+u でひらがなに変換とか)、こちらをベースに、2点だけを変更するという方法をとってみた。
例えば Ubuntu 25.04 の場合、デスクトップ 右上の Mozc のアイコンをクリック > ツール > プロバティ でウィンドウが開き、「キーの選択」の 「MS-IME」の右の「編集」をクリックして、

変更前

変更後

変更前

変更後

今のところ良い感じである。長年のクセで、つい「半角/全角キー」を押してしまうのだが徐々に押さないようになるのかもしれない。