田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、コメントは承認制にします。)

天文台のシステム・リフレッシュ計画

 昨日、堂平天文台へ行ってきた。10月23日の観望会に行ったことを日記に書いたところ、関係者からコメントをいただいた。PCが古くてお困りのようなので、私の知り合いであるPawpawさんなら何とかしてくれるだろうとお願いしたところ、快く引き受けてくれて、一緒に天文台まで来てくれた。

Astronomical observatory

 私は門外漢なのでよくわからないが、まだ何とかなりそうという段階ではなく、何とか動き出したといったところか。


 あちこちに呼びかけてしまって、ひょっとしたらこの日記をご覧の方が複数いるかもしれない。ちょっとまとめてみる。

[現状]

  1. 日本光学が製造した堂平の91cmF18カセグレン式反射望遠鏡。設置は1956年。元々は国立天文台・堂平観測所であったが2001年(?)に旧都幾川村(現ときがわ町)に移管される。
  2. 現在の管理者はときがわ町であるが、実質的な運営は無給のボランティアによってなされている。
  3. 予定されたメンテナンスの費用以外を支出するためにはときがわ町議会の承認が必要で、財政的余裕はまったく無い状態である。
  4. 1991年(?)動作制御機器の更新などが行われた。制御するPCは NEC PC-9801RX PC-9801 DX (だったかも。とにかく)現在製造されていない機種であることが問題である。

[11月7日に話し合ったことなど]
 私がよくわかっていないので誤解があるかもしれない。

  1. PC-9801 本体の5インチ・フロッピーを使っていたのだが、保管してあった外付け3.5インチフロッピードライブを認識することができた。おそらく使用できそう。これでしばらくは記憶メディアは確保できるようだ。
  2. 制御機器を更新した時点での仕様書などはすべて保管してある。(当然といえばそうですね)
  3. 制御プログラムは PC-9801DX で MS-DOS 上のEXE形式である。
  4. 制御プログラムのソースコードの存在を確認。C言語で記述したものらしい。MS-DOS 上で動作させている。Pawpawさんがプログラムの読み込みおよび解析を試みることとなった。コードは国立天文台時代に所員によって(?)作成されたもので、町へ移管の際、コードの公開の許諾を得ているとのことであった。

 本当はもうちょっと詳しく話をされていたのですが、私が理解していないので(笑)、割愛します。

At astronomical observatory

[今後の予定]
 全然確定ではないのだが…

  1. Pawpawさんが読み取る予定のソースコードを公開し、技術的に支援できる方をボランティアとして募集する。
  2. お二人が得意であり、資産も多くある Windows XP をベースとした組み込みPCに移管したい。
  3. 基本的に無償・無報酬が原則である。寄付はもちろん拒まない。提供された機器にロゴマークを添付することなども構わない。
  4. なるべく若い人を仲間に入れる。(できるだけ長期にわたって動作保管したい)

 もうちょっとマシなまとめがしたかったのですが、私の力ではこんなところか。
ツッコミよろしく>関係諸氏
LinuxのMLで呼びかけた方、すみません。


 余談ですが、標高が高いので雷が下から来る、落ちた瞬間はは地面から突き上げられるような感覚があり、グラウンド電位が上がってしばらく下がらない、って話は興味深かった。


 次回の観望会は11月13日(金) 19時〜21時。予約不必要、参加費無料。興味をお持ちの方は是非、お越しください。

 このエントリーは後日、追記または改変するかもしれません。
(尻切れとんぼだwww)