ここのところ、一見暇そうで実は仕事が立て込んでいる、という奇妙な状態が続いていた。そのせいで日記をサボっていた。今日は久々のOSC:オープンソースカンファレンスであった。久しぶりの上京であった。
参加申し込みしてから次々と他の用事が入ってどうしたものか迷ったのだが、今回ばかりはOSCを優先した。例によって私にはよくわからない話題もあったのだが、オープンソースウェアに関わる各人が、日頃の研鑽、活動を総括して発表し、ある者は参加を呼びかける姿に毎回、胸を打たれるものがある。
今回は初めて参加ブースの席に座らせてもらった。小江戸らぐという Linux Users Group の席で「店番」を少ししたのだが、私がいる間にお客が来て非常に焦った。一緒にいたメンバーが無事会誌を販売してくれたのだが、今回のOSCでは初めて聴衆という立場から参加団体側にまわった。大したことはしなかったのだが、自分にとって非常に大きな変化であった。
オープンソースなゲームたち
また今回のOSCの収穫は Linux の活用の話の中で出てきた”Simtrans”というオープンソースのゲームである。(ちょっと発表の本旨とはズレたところで感心してしまったw)
これは言わば鉄道模型のゲーム版である。私はしたことがないのだが「A列車で行こう」みたいなものか?
かなり複雑だが、百聞は一見に如かず、一目ですごい!と思った。(詳細は以下のサイトへ)
発表後、他の参加者から「初代のSimCityもオープンソース化した」と聞き、これまた驚いてしまった。帰宅後調べてみたが、”Micropolis"という名称に変えてオープンソース化されたそうだ。
Micropolis(OSS版初代シムシティ)、Macでも動作 | テクトリム
早速ダウンロードした。いつ頃か忘れたのだが(おそらく80年代末から90年代初頭)、SimCityには非常にハマったときがあった。相前後して"Wizardry"も夢中になったことがあった。(多分こちらはオープンソース化しないだろうな…)時々当時のゲームを非常にしたくなるので朗報であった。
今、私が夢中になっているゲームは GnuGo である。GPLライセンスで頒布される囲碁対戦ソフトである。私の棋力ではちょうど良い相手である。
GNU Go - GNU Project - Free Software Foundation (FSF)
上記の Micropolis をやって昔を思い出してみたが、以前ほどエキサイトしなかった。やはり今の私には GnuGo のほうが良い。
これも年齢のせいだろうか。多分そうなのだろう。