Gmailを利用しているのだが、2月28日(米国東海岸標準時)に障害が発生した模様。全ユーザの0.08%が影響をうけたよ受けたようだ。0.08%といっても15万人にもおよぶようだ。
Gmail障害:「回復」後も問題は継続 | WIRED VISION
私は以前、Linux の 'getmail' というコマンドでバックアップをとったことがあった。
久々に getmail でバックアップをとろうと思ったのだが、うまくとれない。getmail の仕様に変更があったのか、それとも Gmail 側か。よくわからないので、Windows のツール 'Gmail Backup'を使おうと思ったのだが、こちらもダウンロードサイトが Not Found となってしまった。
非常に困ったのだが、簡単にバックアップできる方法を思い出した。
私は普段、Mozilla Thunderbird で IMAP 経由で Gmail アカウントへアクセスすることが多いのだが、普段はローカル HDD にメールをダウンロードしていない。それを HDD へダウンロード(同期)すればよいだけであった。
具体的には Thunderbird (この記事を書いている時点でバージョンは 3.1.8)の「アカウントの設定」で「同期とディスク領域」の「このアカウントのメッセージをこのコンピュータに保存する」にチェックを入れるだけであった。
私のアカウントは使用量が 400MB 程度。午後10時頃の比較的ネットが混んでいる時間帯ですべてダウンロードするのに1時間程度かかった。(一応我が家は光回線) 時間的に余裕があるときに行ったほうがよいかもしれない。
なぜ普段からローカルディスクに同期していなかったというと複数の OS で Gmail を利用していることもあって、複数箇所に保存したくなかったからだ。これからは比較的 HDD 容量に余裕がある場所にインストールしてあるOSでアクセスするときはローカルディスクに同期するようにしたい。
最近は「クラウド」がキーワードとしてもてはやされていたが、バックアップなどを考えないと危険なこともあるな、と改めて思った。