昨日はまた日の出の前に散歩に出かけた。曇天ではあったが風が強かった。風速2mくらい。ときおり5mくらいの風も吹いた。雲が多く、星はほとんど見えなかったのだが、南天の雲が切れたときにオリオン座が見えた。その東側にも明るい星が見えた。シリウスとプロキオンだったかもしれない。
日の出前は暗く、ゴルフ場わきの細い山道を歩いたのだが、イチョウの取り残された銀杏を踏んだらしく、銀杏特有の匂いが立ち上った。匂いでイチョウの木に気がついた。
そうこうしているうちに周囲が明るくなった。見上げれば先ほどまで星がきらめいていたのがウソのようだ。
以前、はてなブックマークのホットエントリーに都会は便利だという記事が載っていた。たしかにそれはその通りなのだろう。しかし、見上げれば星が見えるってのも相当贅沢なことだと思うのだが…。
ただ星が見えたって、生活の何の足しにもならない。しょせんは田舎者の負け惜しみか。