何度か書いていることだが、以前と比べてテレビを見なくなったと思う。もちろん私はスイッチをつけっぱなしのダラダラ見をするほうなのだが、それでも限られた時間帯しか見なくなった。
最近、見たい番組が無いというのが正直なところだ。しかも時間枠も長くなっている。池田信夫氏のブログを読んでまさにその通りだと思った。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/9367b56f44b579b8b1d56e4a62dc0248
その結果、日本の地上波テレビの番組は、世界にも例をみない「進化」を遂げた。1日3時間半も見られるため、なるべく長時間だらだらと見られる作りになっているのだ。民放関係者によると、この傾向は一昨年ライブドアがニッポン放送株を買収したころから、特にひどくなったという。それまではドラマや報道などに一定のバランスをとって編成していたのが、「時価総額」を高めるために、視聴率が高く制作費の低いバラエティの比重がますます高くなったというのだ。
先日も、民主党の政調会のヒアリングで「民放の番組が下らないのは何とかならないか」ときかれたので、私は「民放が下らないことは問題ではない。それ以外に選択肢がないことが問題なのだ」と答えた。
なるほど。IP放送なるものが実用化されることを節に願う。
また、最近電力線通信(PLC)なるものの可能性にも期待しているのだが、混信が生じるということで実用化が懸念されていることは耳にしていた。実際に反対しているのはアマチュア無線の人達のようですね。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/a3648c5745986bf6b6dd835dd635f5f6
週末、私は自宅から遠くない山地の峠をバイクで走りにいくことがあるのだが、よくアマチュア無線の人がアンテナを立てているのを見かける。
いや正直言ってその数が数年前と比べても激減している感じがする。(あくまでも感じだが)
おそらくはアマチュア無線愛好家の意見は電力線通信の実用化に関しては斥けられる方向にあるのではないだろうか。
(追記)
これを記入している時点でのWikipediaにおける「電力線搬送通信」の項にはいくつかの課題があげられている。日本以外の現状でも世界的に見てPLCがそれほど普及している技術でもなさそうだ。この記事の信憑性がどの程度あるのかという問題もなくもないが。