ある必要性から昔習ったドイツ語をまた勉強している。私はドイツ語に高校生の頃に興味を持ち、独学で勉強していた。大学では友人たちはドイツ語に苦労していたが、私は得意のほうだった。ただし理系の大学なのでテキストは簡単なものであったが。
高校生の頃、アインシュタイン博士の生誕100年の特集があちこちで見られ(当然博士はすでに亡くなっていたが)相対性理論の不思議さに魅せられ理系を目指したものだ。(ちなみに物理科は落ちてしまい、実験がなく学費の安かった数学科に進学する羽目になった)アインシュタイン博士への関心もドイツ語へのあこがれを増すものだった。
しかし、一番影響を受けたのは北杜夫さんのどくとるマンボウシリーズ、特に「どくとるマンボウ青春記」だと思う。ちなみに近頃、北杜夫氏の実兄である斉藤茂太氏が亡くなられたとのこと。改めてご冥福を祈る。
先日、浦和レッズのブッフバルト監督の優勝インタビューを耳にしたが、意外と高い声なのには驚いた。語彙力がないのでよくわからなかったが、大体どんな言葉を話しているのかはわかるような気がした。(もともとウムラウト[変母音]意外、ドイツ語の母音ははっきりしているので)独検4級からチャレンジしてみようかな。
古本屋で見かけた小塩節さんの「ドイツの都市と生活文化」を読み、段々ドイツへ行きたくなってきた。
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現在は鷲巣由美子さんの「ドイツ語を読む」で勉強している。
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ちなみにドイツ語の正書法が'99年に改定になっているのには驚いた。現在は長母音の後のエスツェットは'ss'とつづるそうである。大学で習った頃とちょっとスペルが違う。
上記の本の中で、はじめてダイムラーベンツ(現在はダイムラークライスラーか)とポルシェの本社(生産拠点?)がシュトゥットガルトにあることを知った。BMWの拠点はミュンヘンであることは以前から知ってはいたが。MLでお世話になっているタニグチ氏は南ドイツからオーストリアへのBMWのバイクを駆るツアーに出かけたことがあるそうである。ミュンヘンもいつか訪れたい都市だ。
Nur wer die Sehensucht kennt, weiss was ich leide.
あこがれを知る人のみぞ、われを知る。 −ゲーテ