田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

スペイン語を学習している

 2年くらい前から独学でスペイン語を勉強している。主にNHKラジオ第2放送の「まいにちスペイン語」入門編を聞いている。なんとかスペイン語検定6級も取得することができた。6級は現在形のみで再帰動詞表現なし。文法クリアといわれる4級を取れるまで頑張ろうと思っている。

 正確に言うと私は2年前にスペイン語と中国語を勉強始めたのだった。きっかけは在日中国人と日系ブラジル人と話す機会があったからだ。
 もちろんブラジルはスペイン語圏ではない。ポルトガル語が話されている。なぜポルトガル語を勉強しなかったのか。それはNHKラジオで月〜金のラジオ講座がなかったからだ。ポルトガル語ラジオ講座がないわけではない。しかしそれは土曜日のみの放送で、しかもインターネットによるストリーミングサービスがないのだ。ちなみにNHKの「まいにち○○語」は主要な言語(日本で学習者が多い言語)はストリーミングサービスがある。NHKのサイトで前週の放送を聞けるのだ。ポルトガル語講座は週一回のみ、それも私がよく外出する土曜日にしかやらない、しかもネットによる再放送もない。録音できるラジオを買えばよいのかもしれないがそこまでする気はないし、うちの近所には新幹線や高圧電線があって電波状況があまりよくないのだ。また私の知っている日系(在日)ブラジル人たちはよくスペイン語圏のペルー人とも話している。「よく聞けばお互いにわかるよ」とも言っている。そこでスペイン語を勉強するに至ったわけだ。(あとでスペイン語にもいろいろと方言があることを知った。おそらくポルトガル語も同様だろう。彼らにとってその差は方言の差に近いのかもしれない。)

 ところでなぜ私は中国語の勉強をやめてしまったのか。理由はいくつかある。NHKの「まいにち中国語」の放送時間が私には都合が悪いこと、ネットの再放送だけ聞こうとするといつでも聞ける気軽さから逆に聞かない回数が増えてしまったこと、2つの言語を同時に勉強できるほど私に能力がなかったこと、そして何と言っても中国語の発音が難しいことと日本語の漢字と何となく似ていても実は全然違うことも少なくないこと。この点については最近阿辻哲次氏の『近くて遠い中国語―日本人のカンちがい』を読んだのだが全くそのとおりだと思った。

近くて遠い中国語―日本人のカンちがい (中公新書)

近くて遠い中国語―日本人のカンちがい (中公新書)

 

 

 中国語は漢字を使う日本人にとっては習いやすい言葉でありながら奥が深く、学習していくと段々違和感が大きくなっていくような言葉だと感じた。また私だけかもしれないが中国語の勉強を続けていくと出口が見えないようなある種の「倦怠感」を感じてしまう。ちなみに私は大学時代ドイツ語も勉強したのだがドイツ語の基本文法は接続法第2式くらいで修了である。スペイン語も多少の差異はあるが接続法までやれば文法は終わりかなという勘所がある。しかし中国語は行けども行けども新たな表現が出てくる(と言いつつもそれほど深く勉強したわけではないが)。しかし折角挑戦しかけたので、今のところはスペイン語4級を目指しているのだがそこまで取得したらまた中国語に再挑戦しようかと思っている。

 それから片言ではあるが何回か peruana (女性のペルー人)と話したことがある。非常に快感を覚えた。私が単にスケベオヤジだということにもよるが、やはり言語というのはコミュニケーション手段なんだなと強く思った。
 自宅からそれほど遠くない群馬県大泉町でほぼ毎月一回開かれる「活きな世界グルメ横丁」に通っている。お店の人と(特にペルー系の方と)会話をしようと思うのだがまだなかなかうまくいかない。諦めずにしばらくは通い続けようと思っている。

www.oizumimachi-kankoukyoukai.jp

ご当地アイドル BJハート。若いっていいな。

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ペルーやパラグアイの人が作っていたエンパナーダ。オリーブオイルで揚げたそうです。

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 スペイン語を勉強してみていくつか気づいたことがある。それは次回に書いてみる。