おもしろい、といっては不謹慎かもしれないが。このエントリーを書いているころ、平成24年1月末から東京・埼玉連続不審死事件のいわゆる100日裁判がさいたま地裁で開かれている。公判廷が開かれると翌日の埼玉版に詳細にその様子が記載されるのだ。私は埼玉県内に住んでいるので目にするのだが、全国版よりも詳細に検察と弁護側のやり取りが載っていて、ちょうど連続小説を読んでいるような感じだ。
紙面を少し省略したような文だがウェブでも見ることができる。
「自殺と判断、間違い」 木嶋被告公判 : 埼玉 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
警視庁捜査員「悔しい」
男性3人を殺害したとして、殺人罪などに問われた無職木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判。さいたま地裁で30日行われた第12回公判で、2009年1月に東京都の寺田隆夫さん(当時53歳)が殺害されたとされる事件の審理に、当時自殺と判断した警視庁の捜査員が検察側証人として出廷し、「千葉、埼玉で同じようなことがあり、それを防げなかったのが悔しい」と語る一幕があった。
100日裁判と呼ばれているようだが、これほど連続で開かれる裁判員裁判も珍しい。自分がもし裁判員の候補に挙がったら受けただろうか(ちょっと無理かな)。
公判中なのでコメントは控えるが、もし埼玉県内にお立ち寄りの際は新聞をご覧になってはいかがだろう。