以前(自分にとっては)くだらない映画を見てしまってからなかなか映画を見られなくしまった。たまにDVDを借りて見るくらい。気になる作品があってもしばらくは放っておく。それでも見たくなったら見る。そうすると自分でもあまり面白くないな、と思うときがあっても納得できる。
数年前から気になっていたパプリカを見た。2006年の作品だ。いまさらである。監督の今敏氏は昨年2010年8月に癌でお亡くなりになった。才能を感じされる作品で個人的にも非常に残念に思う。
パプリカに関してはウェブで動画検索するとトレーラーやらいろいろ出てくる。刺激的で現実と非現実が混在したような動画にちょっとクラっとくる。ストーリーも伏線を貼りまくってあり、どう回収するのだろうと思ってみていたのだが最後は大団円で終わるので大したものだと思った。原作は筒井康隆氏。やはり。
まだご覧になっていない方には是非おすすめする。私は忘年会のカラオケで平沢進氏の「白虎野の娘」を歌いたい。私のようなジジイが歌うと同僚にドン引きされそうだが。
(追記)
平沢氏について私はまったく門外漢なのだが、パプリカの挿入歌「白虎野の娘」は「白虎野」が元になっているとのこと。曲やアレンジは同じなのだがよく聞くと歌詞が少し違う。