田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、コメントは承認制にします。)

稲刈りを手伝った

 先週末はいろいろな事情があり、稲刈りを手伝った。OSC(オープンソース・カンファレンス)を事前予約してあったのだが、日時を間違えていたこともあって行かずじまいだった。私はてっきり来週末だと思い込んでいた。ま、OSCに行かないで稲刈りしていたLinuxユーザがいてもよかろう。


 カミさんと結婚した頃、専業農家の義父母を手伝ったこともあったのだが、それ以来のことである。久々に田んぼに入ってみて二つのことに気がついた。

 一つめは田んぼが柔らかいということ。
 今年は夏の終わりから雨が多かったことも影響していると思うが、晴天の下、稲穂は乾いていたが地面はゴムのように柔らかだった。よくTVなどで田んぼで○○大会とかの催物が報道されるが、意外と田んぼはフカフカで気持ちが良い。癖になりそうだ。

 二つめはやたらと蛙がいたこと。
 稲刈りといえばコンバインで刈るのが当たり前のようになっているが、コンバインで刈ると粉砕された稲藁が田んぼ一面に散らばる。そこを歩くと、藁の中から小さいものがピョンピョンと飛び出した。よく見ると蛙であった。大きさも色もまちまちで、ほとんどは緑色なのだが、なかには茶色のものもいた。例年梅雨時には蛙の大合唱が起こるのだが、それまでは地面の中で冬眠するのだろう。あれほどの蛙がいるのだから、どおりで梅雨時は蛙の声がやかましいはずだ。


 今週の始めは筋肉痛であった。ようやくそれも消えつつある。また来年も手伝ってみたい。いよいよ我が家ではうちの田で採れた新米の登場である。