Ubuntu 8.04 (Hardy Heron) を使っているのだが、概ね満足しながらも悪戦苦闘している。
まず標準ブラウザが Firefox 3.0b5 である。私が愛用していたアドオンのほとんどが動かない。特にBorwsersync.xpiが動かないのが痛い。前回の小江戸らぐのインストール・パーティの出席者から無理やり動作させる方法があるとお聞きしていろいろとググってみたのだがうかくいかない。今は「お気に入り」を作り直している。ともあれRSSリーダなどを使っているので以前のように大量にローカルコンピュータに記憶させておく必要はないと気がついた。何とかなるものだ。
それからアップデートが遅い。起動時のアップデート・マネージャが「一部読み込めない」旨のエラーを返した。
"sudo apt-get update" してみたらヘッダ情報を読み込むのに5分くらいかかってしまった。おそらく Hardy Heron リリースでサーバへのアクセスが集中しているのだろうか。おそらくはそのうち改善すると思うので(アップデートできないわけではないので)気長に待とう。
私はサーバ管理者の真似事をしていて職場では Windows Upate をするようにシツコク呼びかけている(私の職場は自動設定になっていない)。そのせいか自分が「アップデート信者」になってしまったようだ。もちろんセキュリティホールを塞ぐ意味からも最新アップデータの適用は必要なことだが、ベータ版までも使うのが良いわけではない。
昔、System 7 の頃の Mac を使っていたのだが、下手に OS をアップデートすると必ずといって良いほど不具合が起きて随分と泣かされた経験がある。
今回、Hardy Heron の Firefox 3.0b5 を使っていて、ちょっとそのことを思い出した。
でも草の根の開発者たちがいずれ不具合を直してくれるはずと信じているのでw もうちょっと使ってみよう。
ちなみにブラウザでブログを記入中、日本語入力の途中でF10を押してもメニューがプルダウンされなくなった。以前のバージョンではちょっと苦労して設定を変えた部分だ。今回は最初から日本語ユーザにとっては使いやすくなっている。
やはり少しずつ改良されていることを実感した。開発に携わった方々に感謝する。